サントリー食品インターナショナルは15日、「『幽☆遊☆特茶』プロジェクト」を開始。特定保健用食品である「伊右衛門 特茶」と人気アニメ『幽☆遊☆白書』がコラボし、ユーザーの健康促進をサポートする。

「伊右衛門 特茶」は"体脂肪を減らすのを助ける"緑茶として、2013年の発売以来、人気を博すトクホ飲料。一方の『幽☆遊☆白書』は、『週刊少年ジャンプ』で冨樫義博が1990〜1994年に連載。今もなお名作として知られる人気漫画だ。

サントリーによると今回のコラボの背景として、同作を「非公式ではあるものの1,000歳以上と言われた蔵馬(くらま)や、1,500歳以上の雷禅(らいぜん)など、実は元気なシニアが活躍する物語」と説明。さらに「登場人物たちはバランスのとれた食事や運動、適度な睡眠など、しばしば健康意識の高さをみせており、『健康習慣のプロ』と捉えることができます」と理由を明かしている。

蔵馬や雷禅は妖怪であり「元気なシニア」とは言えなくもないが、ただ作中では鈴駒(りんく)や美しい魔闘家(まとうか)鈴木の妖力値が大幅にアップした際、蔵馬がその理由を「うまい食事と適度な運動 それだけですよ」と明かしたように、キャラクターの"健康意識"はうかがえる。

トレーニングを終えるとさまざまなキャラのスマホ用壁紙が貰える

そんな今回のコラボだが、ふたつのコンテンツを用意。ひとつ目はLINE公式アカウント「特チャット」を使った「幽☆遊☆特チャット」。

主人公・浦飯幽助(うらめし・ゆうすけ)や飛影(ひえい)、幻海(げんかい)など主要キャラがトレーニング提案やモチベーションの上がるセリフを返信。トレーニングを終了すれば、スマホ用の壁紙がもらえるという特典付きだ。

例えば鍛えたい部位として「肩」を入力すれば、蔵馬の必殺技・薔薇棘鞭刃(ローズウィップ)のような「蔵馬のむちビュンビュン」を動画で教えてくれる。他にも、戸愚呂弟(とぐろ・おとうと)の「妖怪フレンチプレス」や幽助の「霊力一点倒立」といった修行さながらの筋トレメニューも。

また「霊剣」と打てば桑原和真(くわばら・かずま)が「それオレの技ーーー!!」とリアクションするなど、遊び心満載。しかもそのリアクションは200パターン以上で、ヒマつぶしにも最適だ。

そしてもうひとつのコンテンツが、「伊右衛門 特茶」の公式Twitter上で公開される「戸愚呂が教える#今のおまえに足りないもの」だ。

「Tweet#汗をかいた記憶がないねェ」など4つ選択肢から自分の状況を選ぶと、必要なものをアドバイス。「オンラインピラティスだ」といった具体的なものから、「何かしらの運動だ」という雑な提言などさまざま。サングラスを外した戸愚呂弟が呟く「オレだ」とわけのわからない助言はシュールすぎる。回答する人によってアドバイスも変わるそうなので、どんなアドバイスがあるのかハッシュタグ検索するのも面白そうだ。

戸愚呂弟から幽助に向かって放つ「今のおまえに足りないものがある 危機感だ」というセリフは、『幽☆遊☆白書』の名言のひとつ。最近太ってヤバイ......という人は、そのセリフを胸に刻み、「『幽☆遊☆特茶』プロジェクト」を利用したほうがいいかも。