思春期から今まで、ずーっと悩んでいた女心に関するギモン。いまさら誰に聞いていいのかわからない、そんなお悩みを年末年始に週プレが真剣に研究してみるシリーズ!

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20代女性100名に行なったアンケートの結果によると「1年以上、友達として付き合っていた男性と恋人関係になったことがある」と回答した女性は10%。まったく可能性がないというわけではなさそうだが…?

分析するのは恋愛コラムニストの菊池美佳子氏。

「男性は異性の容姿を重視するため、第一印象で一度貼った『ただの友達』といったラベルを貼り替えにくいものです。対して、女性は異性を中身で判断する傾向が強く、男性に比べてラベルを貼り替えやすいもの。なので、男友達がある日、急に恋愛対象になるという現象は男性が思っているほど珍しくはないでしょう。

そもそも長い間、友達として連絡を取り合っているというのは何かしら深い部分で通じ合っている証拠。その時点で相性はかなりいいはずですから」

女性目線のそんな意見を聞いて、がぜん勇気がわいてきたが、友達としてどっぷりつかってしまった関係から恋愛にもっていくにはどうすればいいの?

答えてくれたのは、恋愛ブロガーの、はあちゅう氏。

「男友達を恋愛対象と見る瞬間、それはズバリ、結婚を意識するときです。女性は年齢が上がれば上がるほど交際相手に『落ち着き』を求めますので“居心地がいい”は恋愛、さらには結婚相手を選ぶ上で大切な要素になってきます」

キーワードは“家庭的アピール”と“ギャップ”

では、どうやって結婚を意識させれば?

「キーワードは“家庭的アピール”と“ギャップ”。私が最もオススメするのは“家に呼ぶ”という方法です。料理ができる、冷蔵庫の中に料理の作り置きを入れたタッパーがある、ゴミを分別しているなど、今まで見せてこなかった家庭的な一面をアピールしましょう。

また、本棚にまじめな本が並べられていると、女性に『いいパパになりそう』だと感じさせることもできますよ」

“ギャップ”はどうつくればいい?

「長い間、友達でいるということは、その女性は『男を感じていない』ということが多いので、『男らしさを見せる』ことが重要です。オススメはキャンプに行くこと。そこで料理やテント張り、火起こしなどを率先して行なうだけで見る目は変わります。女性は『サバイバル能力』のある男性に惚れますので、そのアピールもできて一石二鳥ですよ!」

確かに、アンケート結果を見ても恋愛を意識した瞬間は「ギャップを感じたとき」が多いようだ。なかにはこんな意見も。

「仲のいい友達の忘年会の罰ゲームでお姫さま抱っこされたときに恋心を。見た目は細いのに、簡単に抱っこしてくれたことや近くで見たらお肌がつるつるだったこと。私を至近距離で見て“軽いね”と笑った顔にやられました」(PR・26歳)

今、この悩みを抱えている皆さんは「今までとは違う一面」を見せる努力をしてみてはいかが?

(取材・文/黄孟志)

週刊プレイボーイ1&2合併号(12月25日発売)「大人のための素朴な“恋愛ギモン”研究12連発!!!」より