性感マッサージ&出張ホスト『YAGI』を経営するAV男優の青柳勝氏。「“フ○ラで彼氏を喜ばせたい”と言って20代の女のコから依頼がくることも。もちろんキッチリ実技指導しますよ」

前回記事「性感マッサージに出張ホスト…“女性向け風俗”がエスカレートする裏側」では、急増する“女性向け風俗”が大きく分けて3ジャンルあることを紹介した。

まず、男性ホストとのデートや食事&ベッドタイムを楽しむ『出張ホスト』、通常のマッサージに手マンやク○ニでイカせる『性感マッサージ』、そして『レズのデリバリー』で全国に100店舗以上あるという。

そんな中でも、最近プチブームとなっているのが現役AV男優の出張ホストや性感マッサージなどのお店だとか。女性向けアダルトニュースサイト『JESSIE』編集長の中山美里氏にその実態を聞いてみた。

―一体、どんな現役AV男優が女性向け風俗店をしてるんですか?

「特に有名なのはAV男優・阿川陽志さんの出張ホスト『BLACK SWAN』。阿川さん他、約10名の男優が所属しており、店に未登録の男優の指名もできるそうです。また、ベテラン男優の沢木和也さんも性感マッサージ店『IN BLISS』を経営しています。他にも5、6店ほど存在し、ここ数年で増えましたね」

―つまり、AV男優に抱かれたい女達が増えている?

「近年、女性のAVユーザーが増え、この男優が出てたあの作品と同じように抱かれたい!という願望を持つ女性も増えているようです。なんと9人の男優を出張させ大乱交したという豪快な女性客もいたそうで。総額100万円近いお金を支払ったとか…」

―人気企画の『バッコンバッコン大乱交』みたいなコトを体験したい素人女性までいると。中にはヤッちゃってる男優もいるのでは…?

「そうですね…公には“本番行為はしない”とされていますが、一部にはダマでセックスをしているお店や個人店もあるようです。まあ、女性客としては“AV男優に抱かれる目的”で求めているわけですから」

そこで、実際に2009年からデリヘル型の出張ホスト&女性専用性感マッサージ『YAGI』を経営する現役男優の青柳勝氏(YAGI)に直撃取材した。

―まずYAGIさんはこれまでどんな女優さんと絡んだことが?

「あまり覚えてないけど…吉沢明歩ちゃんとか浜崎りおちゃんとか、ましろ杏ちゃん。すっごい昔に絡んだ立花里子ちゃんとかも印象的でしたかね?」

―羨ましすぎる! で、出張ホストではどんな女性客が多いですか?

「ウチは女性の単体客だけでなくカップルや夫婦からご依頼を受けることが多いですね。割合的には半々ってところでしょうか」

カップルや夫婦からNTRの依頼も

―カップルや夫婦からのご依頼ってのはズバリ、NTR(寝取られ)目的で?

「そうです。年配の旦那さんが“自分は性欲がないから妻を喜ばせてやってくれ”と、旦那さんの目の前で奥さんをイカせたり。30、40代の夫婦で快楽目的でご依頼されることもあるし。旦那さんは黙々と動画撮影してますね」

―中には困ったNTR客もいるのでは?

「3歳くらいの小さいお子さんが寝てる部屋に出張したことがあるんですよ。“急いでてプレイ部屋を用意できなかった”とか言われて、キングサイズのベッドの上で、子供が寝てるすぐ隣で声を押し殺して奥さんをイカせたことも」

―ひぃー! それはきわどすぎる!! 他には?

「遠距離恋愛中のカップルからの依頼でfacetimeで通話しながら彼女がプレイ中のところを遠方の彼氏が見てるとか。彼女にどんな気持ちか聞きながら彼氏はオナニーしてるんですよ。あと“お台場の観覧車の中で俺の彼女をク○ニしてくれ”って言われた時はさすがに断りました」

―では単体の女性客だと、どんなタイプが?

「多い順で40代→30代→20代女性ですね。20代は興味本位で1回だけって方が多いけど、30、40代はエステ感覚で“数ヵ月に1回の自分へのご褒美”ってことで定期的に依頼が入ることも。“ヤラミソ(ヤラらずに三十路[みそじ]になってしまった女性)”の方から『イク感覚を教えてほしい』と依頼を受けたことも」

―ぶっちゃけ、ヤッちゃうこともあるんですか?

「…ノーコメント。でも、僕らAV男優とプレイしたがる女性が多いのは確か。長年のAV出演の実績で間違いなくイカせてくれると期待してるみたいで。僕は地方出張時は“○日?○日は○県にいる”と告知するんですが、大体その県在住の女性からほぼ必ずお声がかかり出張します」

やはり、女性向け風俗では“AV男優”の肩書きと実績が大きなウリになるらしい。…しかし男優でなくても、独自のサービスを展開し常連客を掴む店もある。

東京・錦糸町を中心に都内近郊に出張する『エンジェル・スマイル』では、ごく普通のデートコースや性感コースの他に“氣+催眠コース”をオススメし人気だとか。店長のかつや氏に話を聞いた。

旦那とうまくいかず性生活が…

―あのー、“氣+催眠コース”ってナンですか?

「催眠療法の一種で腰痛や肩凝の改善や性感帯の感度を高めるコースです」

―具体的にはどんなお客さんがどんなサービスを受けるんですか?

「当店の常連のお客様で、性感コースを体験中に興奮しすぎて“挿れてください”と懇願された方がいたんです。ただし本番行為は御法度。“どうしても”というお客様にはアナルへの挿入を促すこともあるんですが、そしたらAFが良かったのか、その後の“氣+催眠コース”で感度を高めたんですね。それ以来、ほぼ毎回AFをご希望なさいます」

―その女性の体に一体ナニをして感度をアゲるんスか?

「気功のようなものです。ちなみに当店の氣+催眠コースは直感力を高めることも可能なんです。氣のコースを受けたお客様で万馬券を当てた方も…」

話がなんとなく怪しい方向にイキ始めたので、お次に! では、肝心のオンナ達は女性向け風俗をどう楽しんでいるのか? ブログ『セラピストに魅せられて』の管理人・美咲さん(40代主婦)と、15歳年上の旦那を持つ29歳の若妻・あい子さんに性感マッサージや出張ホストの魅力を聞いた。

―女性向け風俗に行こうと思ったキッカケは?

あい子「主人の性欲がどんどん減退し、回数が減ったのと、たまのセックスがすごくオザナリになってきてネットで女性向け風俗を探したのがキッカケですね」

美咲「実は私はその正反対ですね。私が嫌がってるのに旦那はわかってくれず嫌々してたんです。でも去年、ブチ切れてからはレス状態に。でも夫が嫌なだけで性欲はある。そこでお金を払って安全に性欲を解消しようと思って」

―これまでどんなジャンルのお店に行って、その頻度は?

あい子「私は性感マッサージですね。通算60回は行きました」

美咲「すごい…! 私も性感マッサージと出張ホスト。1回の利用に3~4万前後かかるので毎月5千円の“性感”貯金して自分へのご褒美として行きます」

欲求不満は女性の死活問題

―やはりフツーの男と男性セラピストやホストのテクは違うもんですか?

美咲「素人男性は長く優しく女性の体に触れません。いきなりキス→アソコって流れでしょ? 素人は“挿入するためだけの濡らし”です。玄人は“全身を優しく長く触れられることで女性は快感に浸れ、濡れるというより溢れてくる感覚”です。この違い、わかりますか?」

あい子「美咲さん、アツい? まあ性感も相性が大事なので、これまで興奮度120%の方もいれば30%の方もいたし。私は気に入った方はリピするので」

―ぶっちゃけ、ヤッちゃったことも??

美咲「やはり敏感な部分を念入りに愛撫されるとガマンができなくなることはあります。おねだりすることもありますが、それ以上は…」

あい子「私もマッサージが終わった後 “残り時間はどこをどうやってほしいですか? 挿入もできますよ”と言われ、おねだりしたことは…あります」

―逆に強引な男性セラピストやホストがいて困ったことは?

あい子「そういう方はいらっしゃなかったですね」

美咲「私もいないです。逆に、私が常連だったセラピストさんに別れのキスをされて完全に恋してしまい、困ったことならあります…」

快楽だけでなく心まで奪われることも…! 最後に、前出の『JESSIE』編集長・中山氏にここまで“女性向け風俗”が一部の女性とはいえ支持されるのか再び聞いた。

「草食男子どころか絶食男子が増えていると言われている今、欲求不満は女性の死活問題です。また、いまだセックスは男性が射精するためだけの行為である場合が多いゆえ、理想のセックスを求める女性が増えてきたということでしょう。

ただし、中には個人ブログで“無料でマッサージします”と誘いかけ、女性がやや強引にヤラレてしまうケースや、ソフトSMプレイといった被害に合う女性もいると聞きます。たとえ被害にあったとしても、自ら依頼している点で被害届が出しにくい面もある。女性側も有料無料のサービス問わず、男性セラピストの人となりを見極める必要がありますね」

うーむ……。数年後、女性がより安心・安全に性風俗が楽しめるよう、日本の繁華街に“女性向け風俗案内所”ができる日も近い…のかも!

(取材・文/河合桃子)