現在はセックスカウンセラーとして活躍するAV界のレジェンド・小室友里さん

“インポはオヤジになってから”とは限らない。セックスの途中でふにゃふにゃしてしまう「中折れ」症状に悩む30代が急増中なのだ。

これじゃ、流行りの「中イキ」(参照記事→「女性たちが自慢げにハマる“中イキ”の快感とは」もパートナーに体験させられないじゃないですか! これは大・問・題!!

実は、本誌記者ワダ(31歳)もリアルに「中折れ」に悩むひとり…。初めて「中折れ」したのはちょうど1年前、30歳を迎えて間もなくのこと。それから頻度は増すばかりで、「疲れていた」「酔っていた」という言い訳もすでに限界突破。セックスの回数が減って彼女とは気まずくなるし、男としてのプライドもズタズタに…。

そこで今回、精神面での「中折れ」原因を検証すべく相談したのは、元レジェンドAV女優で現在はセクシャルカウンセラーとして活動する小室友里さん。

―小室さんの元には、「中折れ」の相談はきます?

小室 といいますか、男性の場合はそれがすごく多いです。若いのに折れちゃう方はメンタルの脆(もろ)さが原因。男性は女性よりも全然脆いですからね。

―確かに、僕も「今度もまた途中で折れるんじゃないか」と悩んでばかりです。

小室 それは、男性がAVでセックスを覚えるからかもしれません。映像の中の男優さんってみんな元気じゃないですか。あれを目指すから、折れちゃった時に「俺はだめなんだ」って自分を追い込んでしまうんです。でも、あの世界はあくまでファンタジーですから。

―ファンタジー?

小室 私はよくSF、セックスファンタジーって言うんですけどね。男優さんのように最後までギンギンなのに越したことはないですけど、実際にはその日の体調で折れちゃうことも普通にあります。

射精だけがセックスではありません!

―でも、女性はガッカリするのでは?

小室 そこが男女の認識の差ですね。男性は射精までいくことがセックスの成功と考えていますが、女性の多くは、互いに愛し合っていることを実感した時点で満足する。だから、どんなプレイがしたい、されたいのかを話し合って、互いの考えをすり合わせることから始めてみてください。

―そういうことを話し合うのって恥ずかしいんですけど。

小室 恥ずかしくなんてないですよ。「セックスは男主導」ってイメージがあるのでは?

―確かに、「中折れ」した時も必死でごまかしました。

小室 それこそちゃんと伝えるべきです。そうでないと、女性が「自分に責任がある」と思い込んでしまうかもしれませんよ。相手の女性も状況を理解すれば、「中折れ」解決にも協力しやすくなります。

―いっそ全部相手に任せちゃうとか?

小室 もちろん、男性が何もしないのはダメです(笑)。でも、男がリードしなきゃという責任感に押し潰(つぶ)されそうなら、「ベッドの中では自分のほうが下」と思うくらいのほうがうまくリラックスできますよ。

『週刊プレイボーイ』41号では、若年性EDを克服すべく、AV男優として25年以上活躍されている田淵正浩氏が「中折れ」を防ぐ“セックス中の体の使い方”もアドバイス! こちらも是非お読みいただきたい。

(取材・文/和田哲也 撮影/村上庄吾)