「世界のハタノ」と呼ばれるほどアジア圏でブレイク中の波多野結衣ちゃん。『R*Queen』(ドリームチケット)より

今や師走(しわす)の風物詩ともなった「ユーキャン新語・流行語大賞」。そんな本家に負けじと週プレが贈る「エロ流行語大賞」の選考が開催された。

審査員にはAVマイスターの東風克智(こち かつとも)さん、AVウオッチャーの本末ひさおさん、そして特別ゲストとして人気AV男優の森林原人(もりばやし げんじん)さんも参加。3人が熱く語り尽くしたぞ!

―まずは「くぱぁ」から!

本末 元々はエロ漫画から生まれた言葉で、女のコが自分の指でアソコを広げる時の擬態語です。数年前からネット上などで使われだしましたが、本格的に認知されたのは今年に入ってから。

東風 ブームの火付け役となったのは、『おま○こ、くぱぁ。』シリーズです。明日花(あすか)キララちゃんや天使(あまつか)もえちゃんなど、飛び切りの美女たちが恥ずかしそうに“くぱぁ”する姿に萌えまくり!

森林 この“くぱぁ”は革命的でした。それまでオマ○コを開く擬態語は“パカッ”や“パックリ”でしたが、これらには湿度がない。でも、くぱぁには濡(ぬ)れがあるんです。

東風 確かに、くぱぁには開いた時に糸を引いてるような感じを受けますね(笑)。

本末 同じく、エロ漫画やネット上で使われだしたのが「だいしゅきホールド」です。これはセックスの時に抱き合った状態から女が男の腰に脚を回してガッチリとホールド。強制的に中出しをさせる行為のことを指します。

東風 今年は、だいしゅきホールドをメインにした作品が立て続けに発売され、認知度がグンとUP。ただし、これが夫婦や恋人同士ならば究極の愛情プレイになりますが、もし女性が浮気相手だったら男にとっては一番恐ろしいプレイになるでしょう(笑)。

森林 実際に体験する分にはかなり興奮します。ですが、AVファン目線で考えると、射精前はオマ○コと顔をしっかりと見たいという気持ちもあります。そういう意味では、だいしゅきホールドには見る側の想像力と経験値が必要になります。その気持ちよさに共感できないと単に羨(うらやま)しいだけで、しらけてしまう可能性もありますから。

東風 続いてのノミネートは「巨尻」。グラドル界では“尻職人”こと倉持由香ちゃんの活躍もあって、空前の巨尻ブームに。その波がAV界にもやってきました。

森林 巨尻ブームは日本男児のエロの感性が成熟してきた証(あかし)だと思います。本来、男は種族保存のため、おっぱいではなくお尻に興奮する生き物です。僕も昔はおっぱいが好きでしたが、30歳を境にお尻好きになりました。デカければデカいほどソソられます。

本末 現在、AV界では『女尻』を筆頭に『デカ尻マニアックス』『汗尻』など各メーカーが競ってお尻シリーズを出しています。

丸くてむちむち巨尻が人気の星野ナミちゃん。 『むっちりハミ出し美巨尻』(S1)より

“ほぼ処女”ってなんだ?

東風 次のノミネートは「マスク女子」。昔から「マスクをしている女子が好き」というフェチは存在していましたが、ここ最近その数が爆発的に増加しています。その原因は素人女性によるアダルト・ネット配信動画です。

本末 素人女子たちがマスクで顔を隠してオ○ニーをしたり、エッチなことをする動画を配信して、お小遣いを稼いでるんですね。

東風 このマスクには一石三鳥の効果があります。ひとつ目は、ネット配信動画のように素人感が増すということ。ふたつ目が、歯科助手さんのように顔の一部を隠すことで美人度が飛躍的にアップすること。そして3つ目が、マスクで顔を隠すためにより体に目がいくようになって、胸やお尻が目立つことです。

森林 僕個人としては、病弱な女性や体調の悪いコに魅力を感じるんです。少しこじらせてますけど(笑)。

東風 アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に包帯姿で登場した綾波レイの“けが萌え”に通じるものがありますね。

本末 続いてのノミネートはこちら。2008年にAVデビューし、国内はもちろん、海外でも爆発的な人気を誇る波多野結衣ちゃん。世界のキタノならぬ「世界のハタノ」と呼ばれています。

東風 アジアのメディアの間では、もはやハリウッドスター級の扱いです。それなのに、気さくさはデビュー当時から変わりません。今年の“バコバス”ではカメラの回ってないところでゴックンしてたんですよ! 素人が相手でも一切、手を抜かないところはとても好感が持てました。

森林 人気が出ると撮影現場をおざなりにする女優さんもいますが、彼女はまったくそういうところがないんです。世界的な人気を得た今も「AVの撮影現場が一番楽しい」って。やはりセックスが好きなんだと思います。それは世界のキタノが、どれだけ偉くなってもお笑い番組で楽しそうにカブリモノをしている姿と同じものを感じますね。

本末 次のノミネートは「ほぼ処女」。初めて聞いた時は「処女にほぼがあるかい!」と思いましたが(笑)、今になって考えるとすごい言葉をひねり出したなって。

東風 ほぼ処女に正式な定義はありませんが、基本的に経験人数はひとりかふたり、回数も10回未満でしょう。

森林 処女の良さは純真無垢なところですが、その半面、セックスでは痛がったり、力の抜き方がヘタだったりするので肉体的な快楽からいうと物足りません。その点、ほぼ処女はそれほど難なくセックスができるスキルに処女同様の純真無垢さを併せ持っています。だから、ものすごくお得感があるんですよ。

マスクで顔を隠しつつも、淫乱さは隠しきれない人妻・みいなさん。『強制AVデビュー みいな 29歳』(光夜蝶)より

激イキの最上級“エビ反り”

紗倉まなちゃんが南梨央奈ちゃんら5人の人気女優と共演! 『豪華共演! 紗倉まな&超人気女優たちがイカせてくれる 夢のハーレム逆3Pスペシャル』(SODstar)より

東風 続いては「サンドイッチフ○ラ」。これは、ひとりの女性にフ○ラをしてもらいながら、もうひとりの女性にアナル舐(な)めをしてもらうという究極の贅沢(ぜいたく)プレイです。初めてAVで見た時は頭がクラクラするほど興奮したのを覚えています。

森林 やってもらう側もめちゃくちゃ興奮しますよ(笑)。最近では、紗倉まなちゃんと南梨央奈ちゃんにしてもらったサンドイッチフ○ラが最高に気持ちよかったです。

本末 羨(うらやま)しすぎるっ!

森林 実はこのプレイって、きっちり両方を舐めてもらえる体勢が意外と少ないんですよ。片足を椅子などに上げて立っているか、チングリ返しの体勢がベター。とにかく、肉体的にも精神的にも満たされるプレイです。

東風 続いてのノミネートは「他人棒」。これは“他人のチ○コ”という意味で、主に自分の妻(彼女)が寝取られる(もしくは寝取らせる)時に使う言葉です。

本末 AV界では10年くらい前から使われていましたが、近年の寝取られブームの影響で爆発的に使われるように。

森林 この他人棒という言葉によって、チ○コはただの棒…つまり物になるので人格がなくなるところもミソ。そのおかげで、寝取られる側の人格否定の度合いは薄まり、他人棒を受け入れる女性も罪の意識が軽く感じられます。「体は裏切ったけど、心は裏切ってないわ」みたいな。

本末 新しいエクスタシーの表現方法として注目されているのが「エビ反り」。これまでは白目をむいたり、ハメ潮を吹くといった性的絶頂の表現がありましたが、それらを軽く上回るインパクトです。

東風 ブレイクのきっかけになったのは、去年発売された湊莉久(みなと りく)ちゃんの『理性の吹き飛んだ美少女と中出し性交』。この作品での莉久ちゃんのエビ反りっぷりは本気で理性が吹き飛んだと思わせるくらいすさまじく、見ている者を圧倒しました。以来、多くの女優さんがエビ反りをするようになったんです。

森林 中には、エビ反りのしすぎでムチ打ちになった女優さんもいるくらい(笑)。

本末 最後のノミネートとなるのが「ガックガク」。近年は脚フェチ向けのAVも進化してきました。このガックガクは、女優さんに座ることを禁じて、立った状態のままでおもちゃを使ったり、立ちバックで責めたりします。

東風 すると、イキそうになっても座ることができず、脚をガクガクブルブルと震わせながらこらえる姿が実にダイナミックで卑猥(ひわい)なんです。

森林 僕は人気の『ガックガクの女』シリーズによく出させていただいてますが、キャスティングが絶妙で、責めがいのある感度のいい女優さんばかりなのでとても楽しみな現場です。羞恥(しゅうち)と快感に悶絶(もんぜつ)する姿をたっぷり見られるのがたまらないですね。

―さあ、すべてのノミネート語が出そろいました。エロ流行語大賞に輝くのは?

東風 「くぱぁ」に決定します! 言葉のインパクト、斬新さ、表現具合、どれを取ってもパーフェクトです。

森林 モザイク処理の技術が上がって、薄くなってきてる現在だからこそ、より注目されることでしょう。

本末 ともあれ、来年はどんなエロい言葉がドラゲナイのか、今からラッスンゴレライですね!

(取材・文/浜野きよぞう)