「いばらき大使」を務める磯山さやか

11月13日は茨城県民の日だ!

5年連続して魅力度ランキング最下位だが、こんな日くらい茨城県の魅力に迫ってもいいのではないか?

ということで、“いばらき大使”として日々PRに奮闘している磯山さやかさんに聞くと、マジメにこう答えてくれた。

「意外かもしれませんが、茨城県は“日本一”が多いんです。旬の食材でいえば『栗の収穫量』『サバの漁獲量』『レンコンの出荷量』『白菜の収穫量』『水菜の収穫量』が日本一。野菜の出荷量も全国トップ3に入っていて、茨城県は日本の食卓を支えています。

また“発祥”も多く茨城県は『うな丼』発祥の地。江戸時代後期、牛久沼で渡し船を待っていた人が、茶屋でウナギのかば焼きとご飯を注文しました。食べようと思ったところ船の出発の時間になり、ご飯の入った丼にかば焼きをのせたことから、うな丼ができたといわれています。

『あんぱん』も牛久市出身の木村安兵衛さん(『銀座木村屋』創始者)が、東京の水戸藩下屋敷を訪れた明治天皇に献上したのが最初。茨城発祥と言っても過言ではないでしょう。

さらに『ラーメン』を初めて食べたといわれているのが、徳川光圀公です(諸説あります)。そこで、そのラーメンを再現したのが『水戸藩らーめん』。レンコンを練り込んだ麺を使い、醤油ベースのあっさり味。5種類の薬味が添えてあるのが特徴です。水戸のラーメンといえば、レバーやキャベツ、カボチャなどをあんかけにした『スタミナラーメン』が有名ですが、水戸藩らーめんもオススメ」

◆『週刊プレイボーイ』48号(11月13日発売)「本当は魅力だらけの茨城県!」では他にも、お笑い芸人・カミナリやミス納豆・しーくいーんが茨城県の魅力を紹介。そちらもお読みください!

磯山さやか茨城県鉾田市出身。『じゅん散歩』(毎週金曜日・9時55分・テレビ朝日)内の『磯山さやかの旬刊!いばらき』(10時20分頃)にナビゲーターとして出演。

(取材・文/村上隆保 撮影/佐賀章広)