7月21日、ホリエモンこと堀江貴文氏がJリーグのアドバイザーに就任した。

Jリーグが外部の有識者とアドバイザー契約を結ぶのは初めての試み。ホリエモンの他、慶應義塾大学特別招聘教授の夏野剛氏ら経済界の著名人5人と契約し、2ステージ制や今季から初導入するチャンピオンシップについて意見交換を行なう。

あのホリエモンがJリーグにどんな改革を巻き起こすのか――。『週刊プレイボーイ』に連載中の対談コラム「帰ってきた!なんかヘンだよね」では、ひろゆき(西村博之)氏を相手に早速、本人がこの件について言及している。

実は、会議のペースなど具体的な関わり方はまだ決まっていないという。しかし、Jリーグの進むべき未来に関する構想はすでにあるそうで、それがまず「Jリーグをイングランドのプレミアリーグみたいに」すること。

「“ごはんがおいしいプレミアリーグ”的な位置づけがいいと思ってる。日本の料理店のレベルは世界でもトップクラスでしょ。それにJリーグはレベルの高いサッカーリーグってことで、海外の観光客からの人気が高いんだよね」とホリエモン。

ここでいう海外とは、主に東南アジアやインド、中国といった近隣諸国のこと。さらなる経済発展が確実視される中で、アジアのサッカー界の中心を目指すのが非常に重要という主張だ。

ホリエモンによると、これまでのJリーグはアジアへの拡大について「今まで手を打ってこなかった。逆にプレミアリーグは、中東とかロシアとか経済成長しそうな国を予想して売り込みに行っていた」との印象。そのため、プレミアリーグはロシアや中東の大富豪をオーナーとして経営に取り込むことも成功した。Jリーグは、このアジア版を目指すべきだというのだ。

これに対して、ひろゆきが「でも、それは急がないと間に合わない可能性が高いですよね」と問いかけると、話題は急成長著しいアジアのサッカーリーグの現状に。中国の富裕層が自国のプロサッカーリーグへの投資をヒートアップさせている今、Jリーグもこうした富裕層に向けた本気の営業が必要とされているとホリエモンは提言する。

門外漢が入ることで新しい発想や動きにつながる

また、アジアのサッカー熱が高まっている現状で、観光を兼ねて日本に来る人は多いはずという。今後は優秀な選手の獲得競争も激化していくが、「東京は家族が安心して暮らせて、ごはんもうまいから『外国でプレーするなら東京がいい』と言ってる世界の有力選手は多い」とホリエモン。

「うまくいけば、Jリーグがプレミアリーグのような存在になれる可能性はあるのか?」と問う、ひろゆきに「ヨーロッパのリーグを超えることも夢じゃないと思う」と返答。そのために必要な知見を得るために、Jリーグは門外漢である自分たちまでをアドバイザーとして招聘したはずと認識しているようだ。

そこで、ひろゆきから「堀江さんたちに期待する声がある一方で、熱狂的なサポーターからの反発もあるみたいですね」と水を向けられると、「確かに俺はサッカーの専門家ではないよ。でも、こういう組織ってそのスポーツに詳しい人たちで占められることが多いから、まったくの門外漢が入ることで新しい発想や動きにつながるのも事実なわけじゃん」と力説。

それに「そうですね。何もしない人がアドバイザーとか理事になると反発はないですよね。それって無害だからなんですけど、何もしないで時間ばかりが過ぎていって手遅れになることでもある」「ほかの国からお客さんを引っ張ってくるって話なら、サッカーに詳しい人だけが集まってもしょうがないですからね」とひろゆきも同意した。

「だから、『素人のおまえにサッカーの何がわかるのか』とかって意見はヘン」とホリエモン。最後に「しっかりやってていく予定だから。微力かもしれないけど、できる限りがんばるつもりだよ」と宣言した、このやりとりの詳細は発売中の『週刊プレイボーイ』33号にてお読みいただきたい!

■週刊プレイボーイ33号(8月3日発売)より