今年のように最下位から優勝という予想外のシーンが来年も…? 今年のように最下位から優勝という予想外のシーンが来年も…?

今オフの野球界は例年以上に話題が盛りだくさんだった。

セ・リーグでは青年監督が続々就任、ジャパンのエースのメジャー挑戦、レジェンドたちの大量引退&現役続行など、来シーズンの開幕が待ちきれないというファンも多いだろう。

『週刊プレイボーイ』52号では、そんな熱狂的プロ野球ファン300人に「2016年、見たいシーン」のアンケートを実施。2016年の野球界を占う(かもしれない)集計結果を10位から発表しよう。

【10位:侍ジャパン・小久保監督、まさかの解任】 プレミア12でまさかの3位に終わった小久保監督には「彼ではWBCは勝てない。おそらく日本中がそう思ってる!」(44歳・女性)など厳しい意見が。WBCまでは約1年と3ヵ月。経験を積み、強い侍ジャパンを率いる姿を期待しています。

【9位:オコエ、開幕一軍&新人王でパの新たな顔に】 楽天期待のルーキー、オコエ瑠偉が9位。「最近は行儀のいい新人が多い中で彼はキャラが立ってるし、野性味あふれるプレーに期待したい。毎日見たい選手なので早くレギュラーに定着してほしい」(25歳・男性)など、新人への期待度ではNo.1。

【8位:マエケン、メジャー制圧でサイ・ヤング賞】 次に登場する7位の黒田に続き、カープ勢の前田健太がランクイン。「もはや通用するかどうかではなく、どんな形で活躍するかが楽しみ。メジャーを圧倒して、ワールドシリーズで投げる姿を見てみたい」(22歳・男性)と日本のエースの活躍を願う声が。日本人初のサイ・ヤング賞なるか?

【7位:男・黒田、現役続行で日米通算200勝達成】 去就が心配されたカープの“男・黒田”だが、来年もカープに残ることが決定! 「来年もナマ黒田を見れる。それだけで、この時代に生まれてよかった。200勝の瞬間は絶対、球場で見たい」(40歳・男性)と、早くも鯉ファンのテンションは最高潮!

【6位:野球賭博事件に進展! あの大物OBが逮捕!?】 今回、予想以上に順位が高かったのがこれ。今なお不透明な部分が多く残るだけにファンの関心は高い。「なんだか途中でうやむやになった感がある。膿を出し切ってほしい」(60歳・男性)。プロ野球の盛り上がりに水を差すことのないよう、キッチリ真相究明を!

次ページでは甲子園を沸かせたあの怪物が!

【5位:由伸ら監督が若返ったセ・リーグの人気復活】 今オフは高橋由伸(巨人)、金本知憲(阪神)、ラミレス(DeNA)と監督が続々と若返ったセ・リーグ(なんと47歳の金本新監督が最年長!)。その上、そろいもそろって人気者だ。「由伸vs金本で“伝統の一戦”は近年、最高の盛り上がりを見せるに違いない」(35歳・男性)、「今年、ハマスタの観客動員は過去最高だった。ラミちゃん効果でさらに盛り上がるはず」(43歳・男性)とファンの期待は高い。

また、「近年はパ・リーグ人気に圧倒されてた感のあるセ・リーグだけど、来季は話題もたくさんあるし、パに追いつけそう」(28歳・女性)。来季はセ・リーグ新時代の到来となるか。

【4位:早実・清宮、豪打爆発で夏の甲子園制覇】 規格外といえば、この人も。今年の夏、1年生ながら驚異の打棒で甲子園の話題を独占した早稲田実業高の清宮。準決勝で敗れはしたが、野球ファンたちの期待は相当だ。「毎年、甲子園を見ているが1年生からあんな活躍をするなんて化け物。あと2年、夏の甲子園は清宮のためにある!」(36歳・男性)、「血筋、成績、顔、すべてが大物。でも、ちょっとゆるキャラっぽくて癒やされる」(33歳・女性)。

秋季大会では2回戦で敗れ、来年春のセンバツ出場は絶望的だが、その悔しさを来夏に爆発させてほしいものだ。

…そして、現在発売中の『週刊プレイボーイ』52号では気になるベスト3を発表! 金本“アニキ”新監督は一体…全国の野球ファンが2016年に最も期待するシーンは? 今から開幕が待ちきれない方々は是非、本誌をご覧ください。また他にも、サッカー、アイドル、政界、トレンド…など「2016年ネクスト来るもの超予測!」と題して大特集!

(取材・文/本誌野球班)

■週刊プレイボーイ52号(12月14日発売)「2016年ネクスト来るもの超予測!」より