松本人志、中村俊輔に続き、週プレ53年の歴史で3人目の男性表紙を飾った井上尚弥

11月11日(月)に発売される『週刊プレイボーイ47号』の表紙に、ノニト・ドネアとの感動的な死闘を制し、WBSSバンタム級で優勝した井上尚弥(いのうえ・なおや)選手が登場する。

男性が週プレの表紙を飾るのは、サッカー日本代表(当時)の中村俊輔以来、10年ぶり。その前は松本人志だけなので、井上尚弥は53年間で3人目の男となる。

『週刊プレイボーイ』の松丸淳生編集長は、井上尚弥を表紙に抜擢した理由をこのように語る。

「本誌は約1年にわたり井上選手の独占密着撮影を行なっていて、このあとも続けさせていただく予定です。至近距離だからこそ見える彼の魅力、本当のカッコよさを世間に伝えていきたいと思っています。

そして今回のWBSS決勝、しかも相手はドネア選手という、井上選手のボクシング人生が次のステージにステップアップする瞬間を、今年創刊53周年となる週プレの歴史にも刻んでおきたかったというのが、表紙になっていただいた理由です。

僕が初めて井上選手にお会いしたとき、『物心ついた頃からボクシングをしていて、自分が強いって気づいたのはいつころでした?』と素朴な疑問を聞いたんです。そうしたら井上選手は『高校で国体に出たときですかね』と。それまでずっと、大好きなお父さんとの練習が楽しくて続けていただけで、他人との比較で考えたことなかったし、練習を辛いと感じたこともなかったそうです。それだけで、もう異次元の世界観を感じるとともに、彼は新しいタイプのヒーローなんだなと確信しました。

そんな井上尚弥さんに表紙に登場していただけて光栄です」

表紙だけでなく誌面では、

1、約1年にわたり井上選手に独占密着してきた週プレだから撮影できた、決戦直前特訓のフォトドキュメント(7P) 
2、WBSS決勝、ノニト・ドネア戦プレイバック(2P) 
3、独占単独インタビュー(4P)。これは試合前の最後の単独インタビューであり、「掲載は試合後」ということで、「これまでの道のり」のすべて、ドネアへの思い、「試合後の自分から今の自分に伝えたいこと」、直前に負った負傷のことなどを語り尽くしている。
4、井上とドネアの「強さの秘密」を解剖(2P)

あの歴史的死闘に感動したすべての人にとっての永久保存版的な内容となっている。