7日、都内で日産自動車主催イベント「NISSAN×大坂なおみ presents NEXT GAME CHANGERS vol.1」が行なわれ、プロテニスプレーヤーの大坂なおみが、小学4年生~6年生の23人の次世代テニスプレーヤーたちと交流した。

同イベントは、さまざまな分野で活躍するアンバサダーを招き、未来の挑戦者たちを応援していくプロジェクト。女子テニスシングルスでグランドスラム2大会を制覇し、世界ランキング3位と、日本のテニス界に"変革"をもたらした大坂が、第1回のアンバサダーとして選ばれた。

『GT-R NISMO』に乗って現れた大坂。日産ブランドアンバサダーでもある大坂は、その就任会見で「GT-R」好きを公言していた

日産自動車のスポーツカー『GT-R NISMO』に乗って登場した大坂。「最高にハッピーな気持ちです」と会場全体に向けて挨拶したが、その後は自由人っぷりを大いに発揮した。

まずはウォーミングアップでは、予定にはなかったコースを走り始め、さっそく司会者を慌てさせる。続いての的当てゲームでも大坂が制限時間内に的を配置する予定が、時間が過ぎたにも関わらず的の位置を変更......。さらにラリーの回数を競うゲームでは、大坂はラリーの数を数えず、またしても司会者から「仕事してください」と注意され、子供たちを楽しませてした。

キッズプレーヤーたちのプレーを見守る大坂

ここまで、自由人っぷりを見せた大坂だったが、キッズプレイヤーたちからの質問コーナーでは一転して真面目に回答。

「練習や試合で集中するためにはどうすれば良いですか?」という質問には、「私もそれは知りたいわ(笑)。でも負けたくないということを思い出して、今何をしなければいけないか、何をしたら良いのだろうということをできるだけ考えて、とにかくワンプレイに集中することを心がけています」とアドバイスを送った。

子供たちの質問に対し、真剣に答える大坂

そして「一歩ずつ進んでいけばいい、先を考えすぎなくったっていい」「自分と他人を比べたりはしない」「進み続ける、挑み続ける、そうすれば必ず行きたい場所へ行ける」と3つのメッセージが書かれたキーを全員にプレゼント。

「すべてのことは学びだと思っているが、特にこの3つの言葉は大事にしている言葉。みんなにもいろんなことを学んでいってほしい」と、自由奔放な素顔を見せながらも、子どもたちには熱いメッセージを送っていた。