各界のトップアスリートがスポーツを愛するすべての人の夢を応援する「#DREAM with Team DESCENTE」キャンペーンの発表記者会見が、3日にオンラインで実施。本キャンペーンにアンバサダーとして参加する「Team DESCENTE」のメンバーより、競泳の瀬戸大也選手とバレーボールの石川祐希選手が会見に出席した。

「#DREAM with Team DESCENTE」は、株式会社デザントが立ち上げたキャンペーンで、スポーツ界で活躍する現役トップアスリートたちと一緒に叶えたい夢を募集。

「引退試合でゴールを決めたい!」「試合が中止になってしまった先輩へサプライズがしたい!」といったスポーツを愛する人の夢を個人・団体問わず広く公募して選考していくとのこと。夢実現の権利を得た人は、その夢を叶える様子に密着したスペシャルムービーとして公開される予定だ。

会見では徐々にプロスポーツの試合などが再開されている現状について質問された。これに対して瀬戸は、「(来年に延期となった)オリンピックに向けて練習をやらなくてはと思っていますが、まだ気持ち的に身が入らない日々が続いてしまっていますね」と正直な心情を吐露。

今回のキャンペーンについては、「自分も子どもの頃から水泳教室などでトップスイマーと触れ合ってきましたし、大きな試合に出れるようになった中学生時代には北島康介さんたちと同じ大会に出て夢が近づいたと感じました。彼らから希望や夢をもらってここまできたので、自分も同じように取り組みたいです」と意気込みを語る。

そして「キャンペーンで子どもたちと触れていく中でスイッチが入るかもしれないので、来年のオリンピックに向けて刺激がもらえればとも思っています」とコメントをしていた。

現在はイタリア1部リーグ・セリエAの「パワーバレー・ミラノ」に所属する石川は「(イタリアから帰国して)6月に入ってからようやくボールを使った練習や日本代表の合宿もスタートしました。現在は来シーズンに向けての準備をしています」と近況を報告。

「自分が叶えて欲しい夢は?」という質問には「あまり泳げないので、瀬戸さんに泳ぎ方やメンタル管理についてアドバイスをもらってうまくなりたいです」と返答するも、瀬戸は「石川選手の身体のサイズでバタフライを覚えたら勝てないので、教えたくないですね」と笑顔ではぐらかす場面も。

その後会見は、自身のこれからの夢をフリップに書き記して発表する運びとなり、瀬戸は「オリンピックの金メダル!!」と力強いメッセージを掲出。「自分は金メダルしか見ていないので、来年に向けて世界記録を意識しながらやっていきたいです。(目標となる)言葉を発するのは必要だと思うので、このキャンペーンのチーム内でも刺激し合いながら世界一にみんなでなっていきたい」と自らを鼓舞するような前向きな姿勢を見せた。

石川は「世界一の選手になる」と書き記し、「世界のトップリーグで勝ち続けている選手が世界一の選手だと思いますので、その目標に向けて取り組んでいる最中です。徐々にステップアップしてきて、現在は半分くらいまできていると思うので、絶対叶えてやると思っています。瀬戸さんも言っていたように、僕も刺激をもらいながら戦っていきたいですね」と回答。

会見は、多くの夢を叶えてスポーツを少しでも好きになってもらえるようにというふたりからのメッセージで締めくくられた。

「#DREAM with Team DESCENTE」キャンペーンへの応募は、9月7日まで特設サイトにて受付中となっている。