左から高野人母美、黒木優、坂口佳穂

ビーチバレーの坂口佳穂、プロボクサーの高野人母美(ともみ)黒木優子らのスポンサーとなっているアパレル系特許事業会社「VENE」が19日、「VENE 2016 LAUNCH EVENT」を開催した。

3人は同社が開発したドレスで登場。イベントの前半は華やかなドレスの特長など同社製品についてのトークの他、同社が開発したドローンの飛行デモンストレーションが行なわれた。

ヘリウムの浮力により、数時間飛行でき、さらに音が静かなこのドローン。ゆっくり飛び上がった姿に「くらげを観ているようで癒やされる」(高野)という感想の他、坂口は「音がまったくしないのでプレイに影響しない。上からのかっこいい映像も撮れるので、私もかっこいいプレイできるように頑張る」と自身の競技への意気込みを語った。

さらにイベントでは、最初に結婚が決まったひとりにウエディングドレスをプレゼントするというサプライズも発表。パリやミラノのファッション市場で注文が殺到している世界一薄くて軽い「天女の羽衣」を使用したオートクチュールで、その時価総額はなんと1千万円!

突然の発表に加え、その金額を聞いた3人は「えっーー!」と驚愕。嬉しいサプライズに特にボクサーのふたりは「ハンデをつけてください!」(高野)、「それは何年後でもいいんですか!?」(黒木)と必死な様子。

高野は28歳、黒木も25歳と結婚が現実的なふたりだが、「男性にとっては(ボクサーは)怖いというイメージなので、その先が来ない」(高野)、「私、ボクシングですし、両親が警察なんですよ。そのバックにも阻まれて、2重のバックがあるから遠いかなと」(黒木)と不利な条件が揃っているからだそう。

さらに黒木は「(坂口はビーチバレーで)コート内を駆け回る“天使”だけど、私たち(ボクサー)は(試合中)“般若”みたいな顔ですからね」と過激な言い回しで自虐し、会場を盛り上げた。

ビーチの“天使”坂口もモテには自虐的?

一方、“天使”に例えられ、有利に思われる坂口も、過去のインタビューでは練習と大学の往復でなかなか友達と遊ぶ機会も少ない…と寂しいプライベートを告白している。

その残念な私生活を裏付けるように、この日も「たぶん、世の中の男性って強い女性好きだと思いますし、あと、色黒ってモテない。大学生の友達とかは色白が好きなので、リードできていると思わない」と自身もスポーツによってモテからはほど遠いという現実を明かした。

それぞれ弱点を抱える美女アスリートたちーー。しかし、「(楽屋に戻ったら)火花が散るかもしれないです」(黒木)とすでにやる気満々だった。

(取材・文/鯨井隆正)