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疲労の原因はすべて脳にあった! 最新研究からわかった自律神経の矛盾とは…

[2016年06月01日]

常に倦怠感を覚える20代スタッフの自律神経年齢と疲労度は…? 疲労回復プログラムも体験!

ゴールデンウィーク終了後、海の日まで68日間も祝日がないこの時期、疲労もピークに違いない!

毎日だるい、頭が重い、いくら寝ても疲れがとれない…なんてことに覚えがある人は多いと思うが、実は疲労とは体そのものが疲れているのではなく、脳が疲れていたのだ! 

集英社新書の最新ベストセラー『すべての疲労は脳が原因』の著者・梶本修身(かじもと・おさみ)先生に聞いた。

 ■日常的な疲れは自律神経の防衛本能が原因だった!

運動後に体に疲れを感じるのは当たり前だ。普通は走る、泳ぐ、踊るなど、動けば体が疲れるため…と考えられるが、「体は疲れていません」と言うのは大阪市立大学病院疲労医学講座特任教授で「東京疲労・睡眠クリニック」の院長でもある疲労のエキスパート・梶本修身先生だ。

「その疲れは脳が感じているだけなんです。運動をすると心拍数や血圧が上がって、呼吸が速く大きくなり、体温も上がります。この働きを秒単位で制御しているのが自律神経。運動が激しくなると『これ以上、自律神経を酷使するのを避ける』ため『身体が疲れた』と誤解させて無茶をさせないようにする。だから疲労を感じるんです」

運動で肉体的に疲れていると思いきや、その原因は自律神経。筋肉の疲労を招くのは筋肉を激しく酷使するボクシングやスクワットで、ジョギングなどの一般的有酸素運動では筋肉の疲労にはつながらないという。そして、疲労について日本疲労学会では、こんな風に定義されている。

【一般的に運動や労力などの身体作業(運動)負荷あるいはデスクワークなどの精神作業負荷を連続して与えられた時にみられる、身体的あるいは精神的パフォーマンス(作業効率)の低下減少】

運動でもデスクワークでも疲労はすべて同じメカニズムで起こる。実はスマホの普及で増加している眼精疲労も、目ではなく自律神経の疲労だという。

物を見る時の距離と自律神経は関連性がある。野生の動物を例にとると、ライオンなど動物は狩り=仕事をする交感神経優位な時は目は遠くを見るよう解剖学的に設計されている。遠くを見たほうが獲物を見つけやすいからだ。逆に、赤ちゃんにおっぱいを与えるお母さんのようにリラックスしている副交感神経優位な時は近くを見るよう設計されているという。


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