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月9ドラマ『ラヴソング』で反響、「吃音に悩んでいるのはひとりじゃないよ」と声を届けたい“吃音ラジオ”とは…

[2016年06月14日]

遠藤百合加(ゆりか)さん(20歳・大学3年生)も、また「言い換え」をする当事者のひとり。普段の大学生活では周囲に吃音のことを公表していない。

「私の場合は瞬時に言い換えるのは難しくて、ちょっと時間がかかってしまいます。例えるなら、毎回『制限時間10秒以内に即興で何かを作りなさい』って言われて頭の中がフル回転しているような感覚です」

吃音の悩みを抱え、他の当事者にも話を聞いてみたかった遠藤さんだが、そういった集会につきものの“自己紹介タイム”が怖くて、当事者が集まるリアルな場所に足を運ぶことはできなかった。

自分と同じように、当事者と交流したい気持ちはあっても、そういう場所に出て来られない人は多いのではないか…そう考えた遠藤さんは、ラジオ番組を始めることを決意。2014年、ツイッター上で呼びかけて賛同してくれたふたりの男性当事者と3人で「吃音ラジオ」を開始した。

「『吃音に悩んでいるのはひとりじゃないよ』って伝えたかった。吃音者が実際に会話しているところを聞いてもらえるコンテンツとして、ラジオは非常に有効だと思いました。それにラジオなら世界中から参加できるし、当事者だけでなく、吃音ではない人にも聞いてもらえますから」

収録は「スカイプ」上で行ない、過去の放送は動画サイト「YouTube」から視聴可能。リスナーからは毎回、共感の声が多数寄せられるという。

「中学生の頃にクラスで喋り方を真似されて、すごく悲しかった。治せるものなら治したいって切実でしたし、お小遣いで高額な教材を購入したくらい、ずっと悩んでいました。でも、吃音ラジオを通じて、話すことの楽しさを思い出せたんです。だから今は、ラジオの中では吃音全開で喋っていますよ。

『吃音だけど話すのは好きなんだよ』って知ってほしい。もちろん、私なんかが“吃音者代表”を気取るつもりはありません。あくまでもひとりの意見として、吃音者の声を聞いてほしいんです」


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