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【こんな会社で働きたい!】残業は月1時間未満。過酷な介護業界でパートも昇給するホワイト経営を貫くHSA

[2017年02月12日]

「HSAが目指すのは、人間力を磨く“社会学校”であることです」と話す田中勉社長

介護業界の離職率は16.5%と、他の業界より高い水準にある。その理由の多くは長時間労働や低賃金といった労働環境によるものだ。(※離職率は2015年度、正規・非正規職員の合計値。公益財団法人・介護労働安定センター調べ)

だが、訪問介護や通所介護、障がい者就労支援、介護タクシーなどの福祉サービスを展開している株式会社エイチ・エス・エー(以下、HSA)は、そんな業界の逆をいく。

過去5年間の平均離職率では2.7%を記録したことがあり、残業時間は社員平均で1時間未満。給与も業界平均より高く、職員全員がやりがいを感じて働いている。

よほど優秀な人材を集めているのだろうか? そうではない。HSAは「当社で働きたい人はすべて採用する」方針を持っており、中には入社時点で読み書きもろくにできない若者もいるという。彼らは皆、働きながら優秀な人材に育っていくのだ。

これだけ書けば、かなりの“まっとうな会社”に思える。だが、田中勉社長は「いやぁ、まっとうな会社じゃないです。僕が関心あるのは『組織づくり』。いかにすれば、社員自ら、もっともっと前向きに仕事に取り組める組織が作れるかをいつも考えています」

●サラリーマン時代、「ノルマの先には何もなかった」

90年代までは、いわゆるやり手のサラリーマンだった田中社長。自動車関連や大手広告代理店の子会社に勤め、会社から示された売り上げノルマは必ず達成。そのためには長時間労働は当たり前で、がむしゃらに働き続けた。

だが、ある時、部下のひとりにこう尋ねられたという。

「こんな状態が一体いつまで続くんですか?」

その発言に対し、田中さんはこう一喝する。

「何言ってんだ。これが仕事だ!」

だが、この問答がいつまでも頭に残った。思わずそう言ってはみたものの、「なんの答えにもなっていない」と感じていたのだ。仕事をすることで会社や顧客がこうなるとのビジョンを示すべきなのに、それを持ち得なかった自分が情けなかった。

“ノルマを追うだけの仕事の先に何があるのか?”

それからは自分の働き方を見つめ直し、その答えを探し求めるように著名人のセミナーや自己啓発セミナーに積極的に参加する。

だが、役には立たなかった。セミナー自体はとても刺激的で、その時は感動し、涙も出る。だが涙のあとには「で、自分は何をするの?」と疑問を抱くばかり…。

次に田中さんは大きな書店の社会学コーナーを回り、今まで読んでいない本を片っ端から読んだ。そこで痛感したのは、社会をあまりにも知らなさ過ぎたということ。ビジョンもなく、ただただ上司に課されたノルマに心身を傾ける自分を突きつけられた。

そして、“社会のためになる会社をつくろう”と決心することになる。

1999年、顧客と直接関わるサービス業に照準を絞り、在宅マッサージ事業を開始。社員は自分を入れて3人だけ。そしてすぐに転機がやってくる。この翌年から介護保険制度の導入が決まったことで、利用者からも介護保険を利用できるサービスはないものかとの問い合わせが続いたのだ。


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