週プレNEWS TOP 連載コラム こんな会社で働きたい! 【こんな会社で働きたい!】「来るもの拒まず」の採用方針で離職率は2%台。劣悪な介護業界で異彩を放つHSAの魅力とは

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【こんな会社で働きたい!】「来るもの拒まず」の採用方針で離職率は2%台。劣悪な介護業界で異彩を放つHSAの魅力とは

[2017年02月19日]

HSAの田中勉社長。型破りな経営手法で介護業界に新風を巻き起こしている

介護業界の離職率は約17%と、他業種に比べて高い水準にある。その理由は『飲食業界より過酷な老人ホームの“ワンオペ地獄”』でも伝えた通り、薄給激務な労働環境があるためだ。

そんな業界の逆を行くのが訪問介護や通所介護などを行うエイチ・エス・エー(HSA)。平均離職率は2%台で給与は業界内で上クラス。何より、その現場では職員全員がいきいきと働いていた。

HSAが優良企業たる理由とは?

前編記事では、社長に決定権がないことを取り上げた。配属先は職員自らが決め、新事業の計画立案も現場スタッフが実行し、パートも積極的に関わる。正規と非正規の区別がなく、最低限の指示以外、従業員への押し付けもない。HSAでは、田中勉社長が言うところの『選択制民主主義』がすべてに優先するのだ。

さらに、HSAが同業者を驚かせるのは「空きさえあれば誰でも採用する」ということだ。つまり先着順。経験や能力は問わないという。本当なのか?

「本当です。ウチでは知的障がい者も働いていますが、僕がそれ以上に気にかけているのが、健常者であっても社会に出てこないコたちです。DV被害に遭ったとか、学校でドロップアウトしたとか、ひきこもっているとかで、今、字も書けない若いコが多い。ウチのパートさんや利用者から『こういうコがいるんだけど』との情報が入るんです」

中学校も卒業できていないような人はコミュニケーション能力も低い。漢字を書くことや簡単な計算も苦手となると、コンビニのアルバイトも務まらない。HSAでは、そういう若者も空きさえあれば採用する。誰に対してもそうだが、最初の3ヵ月は試用期間(延長可)。その間、彼らだけの特別な時間は作らない。

大切なのは日常業務の中で丁寧に仕事を教えることに尽きる。彼らが書く報告書の文字や表現の間違いに訂正のアカを入れて真っ赤にして返すことで、徐々に報告の仕方を覚えてもらい、毎日の打ち合わせで徐々にコミュニケーション能力を培ってもらうのだ。

「そういう若者が育っていくのは嬉しい」と語る田中社長に施設内を案内してもらっている時、課長職の瀬戸隆治さん(42)と挨拶をした。田中社長にとって、ある意味、忘れられない社員であった。

「彼は管理職に就任しては降りてを繰り返してきた。自分の弱さを認めながらも挑戦し続けてきたんです」


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