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『トレインスポッティング』続編が公開! ダニー・ボイル監督が語る「20年の歳月を経て『2』を描く意味」

[2017年04月07日]

世界中で絶大な支持を得た『トレインスポッティング』の続編が、ほぼ20年の歳月を経て公開

90年代半ば、イギリスのカルチャー・シーンを席巻し、世界的にも大きな影響を与えたダニー・ボイル監督の出世作『トレインスポッティング』。その続編となる『T2 トレインスポッティング』が、ほぼ20年の歳月を経て公開される。

アーヴィン・ウェルシュのベストセラーを元にした前作は、スコットランドのエディンバラを舞台にドラッグ、酒、喧嘩に明け暮れる無頓着な若者たちを斬新な映像と強烈な音楽で描き、不況の煽りをくらっていた同世代の観客から圧倒的な支持を受けた。

今作は、その彼らの20年後――40代を迎えて人生に失望しながらも、なお変わらず…否、変われずにそれでもなんとか生きのびている男たちの話。やはり今を映す時代背景とともに、国境を越えて共感を呼ぶこと請け合いで、切ない。

そんな彼らの哀しくも可笑しく、しぶとい人生を愛情たっぷりに描き上げたボイル監督に話を聞いた!

―圧倒的な人気を博した前作の続編ができるまで、なぜこれほど時間が空いてしまったのでしょうか。

ボイル 長い間、作ろうと試みてはいたんだ。同じ役者が数年後にまたカムバックしたらとても面白いだろうと思ってね。でもどうせ作るならただの続編にはしたくなかったし、どこからも制約を受けることなく徹底的に自由にやりたかった。

ウェルシュの原作には10年後の話がある。前作の脚本を書いたジョン・ホッジが一度、そこから素晴らしい脚本も書いてくれた。でも僕はなぜかその時は乗れなかった。前作のファンを失望させたくないという思いが強かったのかもしれない。

その後のきっかけは2年前、みんなでエディンバラを訪れた時だった。ジョンが、中年になったキャラクターたちのもっとパーソナルな感情――例えば、男が歳をとることへの焦りや不安、人生に対する後悔や失望を描いたらどうかと提案して、それはいいんじゃないかとなった。そして書き始めた脚本を見せてもらってイケると確信したんだ

―題名にT2と付いていますが、『ターミネーター2』のジェームズ・キャメロンに怒られませんでしたか(笑)。

ボイル ははは、大丈夫だったよ。『トレインスポッティング2』とはしたくなかったんだ。最初は全く他のタイトルを考えていたんだが、“トレインスポッティング”と入れないのはやっぱりあり得ないという話になり、それなら映画史上もっとも優れた続編は何かと考えた時に『ターミネーター2』が浮かんだ。だから彼にとっては名誉であると同時に迷惑かもしれないね(笑)。

ほぼ20年歳月を経て、彼らは再び思い出の地へ…。前作で見た景色とシンクロして、心に染みる。左から、シック・ボーイ、レントン、スパッド

ほぼ20年歳月を経て、彼らは再び思い出の地へ…。前作で見た景色とシンクロして、心に染みる。左から、シック・ボーイ、レントン、スパッド


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