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東京にかつて存在した「5つの半島」ーー江戸幕府以前に支配した3人の謎とは?

[2017年04月25日]

探検家に返す言葉としては意味不明だ。わたしは思わず「話にならん。責任者を呼べ!」と叫びそうになった。しかしそこはぐっと堪(こら)えて飲み込んだ。気がつけばそれから6年も経ってしまったというわけだ。

映画に『七年目の浮気』というのがあるが、探検だってひとつのテーマにプラトニックでいられるのは6年までだ。わたしは鳥島探検に一段落つけて探検記『漂流の島』(草思社)を書いた。

するとすぐに読者からメールが届いた。俗にいうファンレターというやつだ。人気タレントに何通書いたって返事は来ないと思うが、探検家は違う。すぐに返事を書き、一芸に秀でた逸材とわかれば自分から会いに行く。過酷な旅を共にする同志を集めるのは切実な問題なのだ。

そうして出会ったのがコミネ氏であった。考古学マニアでありハンターでもある彼には豊富なフィールド経験ばかりか、さまざまな分野に顔が利くという。探検では人脈こそが武器になる。作戦参謀をさせたら面白い。隊員1号として即、決まりだ。

「隊長、どこを探検するでありますか」

コミネ参謀は最初からやる気満々だ。わたしは胸の奥につかえた異物を吐き出すように答えた。

「東京」

わたしの胸中には、かつて都庁の職員に向かって叫びそうになった「責任者を呼べ!」という捨てゼリフが今もなお沈殿したままだった。責任者。つまるところ、わたしが呼び出そうとしていた相手とは、東京の最高責任者である都知事なのだ。あの日以来、わたしは東京を統べる絶対的権力者の存在を意識せずにはいられなくなった。

現都知事は豊洲問題や五輪問題、果ては都議会とのいがみ合いなど、さまざまな課題を抱えながらも都民の支持を集めている。一方、前任者とそのまた前任者は任期途中で失脚した。逆にその前の人物はかなりの長期政権を築いた。

一体、何がその命運を分けたのか。この地には首長が相伝すべき帝王学がないのか。いや、本当は存在していたのに、失われてしまったのかもしれない。東京には生かすべき地の利があれば、避けるべき鬼門だってある。

代々の首長はその掟(おきて)に従い、繁栄を手にしてきた。そこには栄枯盛衰のどんなドラマがあったのか。権力のサガを知りたい。東京の帝王学とは何かを―。


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