週プレNEWS TOP 連載コラム こんな会社で働きたい! 廃家電を“お宝”に変えるリユース業界随一の浜屋はなぜ社員が気持ちのいい挨拶をするのか?

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廃家電を“お宝”に変えるリユース業界随一の浜屋はなぜ社員が気持ちのいい挨拶をするのか?

[2017年06月11日]

浜屋の小林茂社長。「“もったいない”を広めよう」を経営理念に中古家電の買取りや輸出販売を行なう

浜屋(埼玉県東松山市)の社員の挨拶は気持ちがいい。初めて会う記者にも「こんにちは!」「ご苦労様です!」と礼儀正しく声をかけてくれる。

浜屋は中古家電の買取り業者。「中古家電を無料で引き取ります」とアナウンスしながら車を走らせている回収業者(業界用語で『買い子』)を街中でよく見かけるが、そこで回収された家電は浜屋のような買取り業者が買い上げ、輸出販売されることでリユースされている。

その中でも浜屋は世界30ヵ国に向けて年間3千本近くのコンテナを輸出する業界随一の企業だ。

営業日には店の前に買い子の車が並び、AV機器やオーディオ、ゲーム機など、社員たちが品別に次々と捌(さば)いていく。液晶テレビ、CDプレーヤー、ラジカセ、エアコン、パソコン、アンプ…。これらが天井までびっしりと積まれる様は壮観だ。

現場で仕分け業務に追われる中、買い子にも郵便配達員にも宅配業者にも、浜屋の社員たちは気持ちのいい挨拶を欠かさない。これを褒(ほ)めると、小林茂社長(63歳)は嬉しそうに返した。

「ウチに来るお客さんは、自分で気づいていないだけで、実は浜屋を喜ばせたいという気持ちがあると思うんです。人は金のためだけに働いているんではない。人に喜んでもらいたい自分というものを持っているんです。それに応えてあげたいと思うから元気に挨拶するし、公正な取引きをする。それがオレの理念。でないと、誰も幸せにならないですよ」

1991年に会社設立。今や国内で16店舗を展開し、売上高は年間100億円を超える。小林社長の「人に喜んでもらうために仕事をする」というブレない信念はどこからきているのか――。

小林社長はいわゆる苦労人なのかもしれない。高校を卒業してから独立するまでの8年間で15もの職を転々としてきた。だが、本人に言わせると「いやぁ苦労人なんて、そんな偉いもんじゃないよ」。

「別に何かを目指して転職を繰り返したんじゃないです。ただ続かなかっただけ。仕事を半年もやっていると、一体、何が悲しくてこんなことをしているんだという思いが沸き上がってきて、もう次の日には辞めるんです(笑)。社長に言うと引き留められるので、会社には何も言わないで急にいなくなる。夜逃げみたいなもんだよねぇ」

高卒後、初めての勤務先は東京の新宿駅近くの京王プラザホテル。ボーイとして勤めたが10ヵ月で辞めた。その後、喫茶店が1年ちょっと。タクシードライバーが半年。トラックの運転手は1年くらい。一番短かったのはキャバレーのボーイだ。ホステスが煙草を取り出したその瞬間にサッとライターを差し出さなかったことで、目の前でグラスを割られ、それを片付けろと言われたので、「バカらしい」と1日で辞めたという。


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