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萩本欽一の仕事論(2)「できるヤツ」はこの質問でわかる!――キムタクには“キミこそスーパースターだ!”と言いました

[2017年07月02日]

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言葉の大事さについて語る萩本欽一氏こと欽ちゃん

70年代後半から80年代にかけて『欽ちゃんのどこまでやるの!』『欽ドン! 良い子悪い子普通の子』などの冠番組で合計視聴率が100%を超え、「視聴率100%男」の異名を取ったコメディアンの萩本欽一こと“欽ちゃん”。数々のタレントや構成作家を育て、芸能界でも「大将」と呼び、慕う人は多い。

そんな欽ちゃんが、仕事をする上で最も大切にしているのが「言葉」だという。曰く、「言葉遣いで仕事ができるヤツかどうかわかる」とのこと。そして、欽ちゃんが出演者を決めるオーディションで、必ず聞く質問があるという。それによって「才能」があるか、「伸びしろ」があるかわかるのだそうだ。

それは一体どんな「言葉」なのか? 前編記事に続き、本人に直撃した。

* * *

―『欽どこ!』や『欽ドン!』では次々と新しいスターを世に送り出しましたが、出演者を決めるオーディションで必ず聞く質問があるそうですね。

萩本 これを聞けば仕事がどの程度できるかわかるし、芸能界で生きていく才能があるかどうかもわかる、という質問があります。それは、「お母さんは?」という質問。こう聞かれて、「はい、元気でまだ働いています」とか、「今年55歳になりました」とか即答できた人は合格。でも、「えっ、お母さんの何を答えればいいんですか?」と聞き返してくる人も結構いる。こういう人は仕事の現場であまり活躍できないんですよ。

―つまり、質問に質問で答えてはいけないという意味?

萩本 そうそう。何か質問された時、その質問の意味を聞いてくるのは優等生。優等生って、間違えること自体が屈辱なので、何か答える時にどうしても慎重になっちゃう。そこであれこれ相手に確かめようとするのだろうけれど、こういう思考法では新しいことは生みだせない。それから、もうひとつ聞くのは「何色が好き?」。こう聞かれたら、あなたどう答える?

―えっ、え~と、赤、かな…。

萩本 はい、アウト~!(笑) 色だけを答えるのではなく、そこに何か足すといいの。例えば「赤」だったら、「夕焼けの赤」とか、緑だったら「5月の新緑」とかね。さらに言えば、日頃から何かを見た時、それを自分なりに表現するための形容詞を常に考えるようにすると言葉のいい訓練になるんです。あとは、「好きな食べ物は?」というのもよく聞きます。そうすると、「カレー」とか「オムレツ」とか、普通の人は単にメニュー名だけを答えるんだよね。昔、キムタク(木村拓哉)にも質問したことがあるんだけど、彼はなんて答えたと思う?

―う~ん…「スパゲッティ カルボナーラ」! おしゃれそうなので。

萩本 はい、ハズレ! 僕もそういう都会的な食べ物かと思ったんだけど、彼が言ったのは「お母さんのつくったお稲荷さん」。僕はこれを聞いて、「キミこそスーパースターだ!」と言いました。彼のイメージとはほど遠い上に、さらに「お母さんの」と付け加える言葉のセンスがすごい。


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