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病院を転々としながら代替医療――“さまよう患者”たちの苦悩の日々。本当に合う医師との出会いとは…

[2017年09月29日]

患者はどうすれば迷走から抜け出し、納得できる医療にたどり着けるのか―?(写真はイメージです)

「あのとき、もうひとつ病院に行けばよかった。あのとき、信じなければよかった。あのとき、、、」

小林麻央さんが亡くなって約3ヵ月。彼女が残したブログの中で、最も後悔のにじんでいたこの文章に、無念さを共有した人も多いはず。

どうすれば後悔のない、納得できる医療を選択することができたのか--それは彼女が私たちに残してくれた課題のひとつに思えてならない。

『迷走患者  〈正しい治し方〉はどこにある』著者の岩瀬幸代(さちよ)がレポートする。

* * *

某週刊誌は亡くなって間もなくこの後悔のコメントを捉え、彼女が海老蔵さんとともにがんが発見された当初、放射線や抗がん剤を組み合わせる「標準治療」を拒否して代替医療を信じたことを、“忌まわしい”という表現でバッシングした。気功を行なっていたと報じたが、真実はわからない。

批判することは簡単だ。だが世間には代替医療に対する批判だけではなく、これで治った!という称賛の情報もまた溢(あふ)れ、かと思えば西洋医療に対しても、この治療はダメだ、この薬は危ないと叩く記事や書籍が次々話題になる。そんな賛否両論渦巻く中で、患者が医療選択に迷っても、ある意味仕方ないのではないか。

もちろん西洋医療ですべてが治り、副作用もないのなら迷うこともないだろう。だがそうではない場合、別の医療に希望を見出そうとすることを否定はできない。どこかに自分を治してくれる方法があるはずだとさまよった経験のある患者は、麻央さんだけではない。

患者はどうすれば迷走から抜け出し、納得できる医療にたどり着けるのか。一体、何が迷走させる原因になっているのか。まずは経験者に話を聞いてみよう。

■病院を転々としながら代替医療。迷走を続けた8年間の末に

神奈川県に住む40代の女性、愛子さん(仮名)は8年間、迷走を続けた。ある日突然、左目の周囲を中心に左顔面全体がひどく引きつる痙攣(けいれん)を起こした。人と会うのも苦痛なほどひどい症状だった。何科へかかっていいのかも判然としないまま神経内科、脳外科、整形外科、眼科と病院を転々と訪ね、行きついたのは心療内科だった。だがすぐに納得できる医療を受けられたわけではない。

1軒目の心療内科の医師は「話は聞いてくれるけれど優しいだけで、明確な治療方針を示してはくれない。フィーリングが合わないと感じて行くのをやめた」。そして次に会った医師は、ひとり目とは真逆なタイプだった。「今度は、治療法は示してくれるけれど、こちらの話を聞いてくれない。医師が勝手に決めて、診断も下さないし、説明もせずに、これが一番効くからと抗うつ薬を渡された。目の痙攣なのに、なぜ抗うつ薬を飲まなければいけないのかも教えてくれない」。

ならば聞いてみればと思うが、「威圧的な態度だったので、反抗的になっちゃいけないと自分を抑えた」という。処方された薬剤の副作用で、服用から3週間後には6kgも体重が増えていた。

この間、愛子さんは1年かけて鍼(はり)も試した。だが痙攣はもとより、不眠にも肩凝りにも効果なし。そんな折、インド・スリランカに伝わる伝統医療のアーユルヴェーダを試してみることを思い立つ。すぐに予約を入れると現地に飛んだ。不思議なことに、治療を始める前から症状はピタリとやんだ。「転地療法は医師からも勧められていた。おそらくその効果だったのかな」と振り返る。

10日間の滞在中は止まっていた痙攣だが、帰国すると症状はぶり返した。アーユルヴェーダを日本で受けることも考えたが、医療として認められていない日本においては、サロンのマッサージに過ぎないと感じて断念。代わりに日本の伝統医療である漢方を試したが、全身に出た発疹と、高すぎる生薬の支払いに無理を感じて止めた。


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