週プレNEWS TOP ニュース ビジネス サイバーエージェント社長が考えるプロレス団体・DDTを注目させる仕掛け「“血の騒ぐ娯楽”の世界をより広げていけたら」

ニュース

サイバーエージェント社長が考えるプロレス団体・DDTを注目させる仕掛け「“血の騒ぐ娯楽”の世界をより広げていけたら」

[2017年12月21日]

NEW

今回のM&Aにサイバーエージェント社内のプロレスファンも熱くなっているという。サイバーエージェント社長の藤田氏(左)とDDT社長の高木氏(右)

稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾を出演させ話題をさらったAbemaTV。

このインターネット放送局を運営するIT企業サイバーエージェントが、突然プロレス団体DDTをM&Aで傘下に収めた。

両者の意図は? ネットビジネスの未来は? 前編記事に続き、ふたりの社長がすべてを語り合った。

■「視聴習慣をつくる」とは?

―藤田社長は今後のDDTのリング上に権限は持つのですか。

藤田 えっ? 全然ないです(笑)。基本的にはわれわれは支援するスタンスなので。DDTがもっと注目されるような仕掛けをやり、それをそのままを皆さんに見せたい。

僕は昔から日本のヒップホップが大好きなので、ラップバトルの試合を見ていて、みんな一度見れば夢中になるはずだとずっと思っていて、それで地上波で『フリースタイルダンジョン』(※1)という番組を作ってもらいました。AbemaTVでも、そのまま見せてあげるのがすごく大事だと思うんです。今回の件でも、「血の騒ぐ娯楽」としてのDDTの世界をより広げていけたらと。
(※1)ヒップホップファンの藤田氏、同番組の司会を務めているZeebra氏らが仕掛けた、ラップバトル番組。2015年9月よりテレビ朝日ほかで放映中。

高木 そこは僕らも期待しています。プロレスって実際に会場へ足を運ぶまでの壁がすごく高いんです。怖いんでしょ?血が流れるんでしょ?と。でも「絵力(えぢから)」に関してはすごく強いコンテンツだと自信がありますから。

―「絵力」とは?

高木 裸の男たちが戦っている絵。華麗な技という絵。ましてや僕らの路上プロレスの絵では、試合中にカメラの前を自転車が横切ったりします(笑)。格闘技やプロレスに興味のない人にも「なんだこれ?」とタップしてもらえる「瞬間の絵力」に関して、ウチは絶対に強いものを持っていると思うんです。

6月に無観客の東京ドームで行なわれた「路上プロレス」。

6月に無観客の東京ドームで行なわれた「路上プロレス」。

藤田 そこはすごく大事なところで、これまで基本的にネットって、能動的、主体的に目的を持って検索してクリックを繰り返して、コンテンツにたどり着く仕組みでした。だから世界が広がったようでいて、実はもともと関心のある世界の外には広がりにくい面があったんですね。今、iTunesが伸び悩んでいますが、それも、好きな音楽を好きなときに聴ける仕組みはとてもいいけど、もともと好きなもの以外と出会うのは難しいからだと思うんです。

先ほど高木氏は、藤田氏の「視聴習慣」という言葉にピンときたと語っていたが、藤田氏は以前より「家に帰ったときや空き時間にテレビのスイッチを入れるようにAbemaTVにアクセスする、新たな視聴習慣をつくりたい」と発言している。

藤田 AbemaTVを始めた理由も、気になるものを能動的に選んでいちいちゼロから再生するより、今たまたま流れているものを見始めて興味を持ったら最初から見てみる、そういう「受け身視聴」のほうがやっぱりラクで、強いんじゃないか。そういう仮説に基づいています。

力のあるメディアになることと、視聴習慣をつくることはイコールです。SNSの世界ではツイッターやフェイスブックがそうですが、そういうメディアになれれば、新しいものを知らせたり、はやらせたり、影響させたりすることができる。


ジャンプ50周年展VRはこちら!

連載コラム

Column

連載コラムを見る

Back Number

  • Apr.30th 2O18 no.18
  • Apr. 23rd 2O18 no.17
  • Apr. 16th 2O18 no.16
  • Apr. 9th 2O18  no.15

 

Gravure Gallery

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】傳谷英里香。「ベイビーレイズJAPAN」リーダーが、女神すぎる美ボディを初お披露目!

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 大原優乃『ゆうのだけ』
  • 小宮有紗『Majestic』
  • 飯豊まりえ『NO GAZPACHO』
  • 『クルマプレイボーイ』
  • 『週プレ グラビアスペシャル増刊 NEW YEAR2018』

 

メルマガ会員&アンケート 2018年No.18