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無名の町名を冠した地元料理の“ご当地居酒屋”が大人気! ミシュランにも認められ、話題となっているワケ

[2017年12月24日]

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「ご当地酒場」で急成長を遂げたファンファンクションの合掌(がっしょう)社長

ニッポンには人を大切にする“ホワイト企業”がまだまだ残っている…。連載企画『こんな会社で働きたい!』第17回は、“ご当地酒場”を運営していることでも知られる外食企業のファンファンクション(本社:東京・中央区)だ。

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東京・日本橋にある居酒屋「北海道八雲町(やくもちょう)」。12月上旬のある平日の夜、“無名”の町名を冠したその店に行くと、店内は大勢の客でにぎわっていた。店のウリは、地元・八雲町から直送される新鮮な魚介類と野菜だ。

客席カウンターの前には『八雲町 梶田さんのぷちトマト』『八雲町 佐々木ファームさんのアスパラ』などと生産者名が示された札と色とりどりの野菜がズラリ…。と、そこにガタイのいい中年男性が厨房から現れ、「これ、今朝、地元で採れたやつ。召し上がってやってくださいな」と、無料でホタテを振る舞ってくれた。

ホタテは他の来店客にも配られ、そのたびに「うまいっ!」「やばいっ!」と客席を賑(にぎ)わせる。偶然にもこの日は“特別な日”だったのだそう。同店の店員がこう話す。

「あちらの男性の方は、いつも新鮮な魚介類を送ってくださる地元(八雲町)の漁師さん。あるイベントに参加するために上京したそうで、『ついでにホタテを持ってくから振る舞わせてよ』って、わざわざ大きなクーラーボックスを抱えてお店に来てくださったんです」

そんな好意もあって、この日は“ゲリラ”的ではあったものの、取引きのある八雲の漁師が店を訪れ、採れたての魚介類を無料で振る舞うイベントは3年前から定期的に開催しているという。そこに象徴される生産者との“二人三脚”の関係性は、同店を運営する『ファンファンクション』の最大の強みだ。

現在、北海道八雲町のほか、年中いつでも生ガキが食べられる「北海道厚岸(あっけし)町」、ブランド地鶏・ふもと赤鶏の焼き鳥や鍋が評判の「佐賀県三瀬(みつせ)村」、内臓まで食べられる新鮮な土佐鴨を振る舞う「高知県芸西(げいせい)村」、脂の乗った寒ブリが人気の「福井県美浜(みはま)町」、ウニしゃぶが自慢の「五島列島・小値賀(おぢか)町」など、7市町村の名を店名に冠した15店舗を都内中心に展開している。

地方の食材を使った料理を提供する“ご当地系居酒屋”は今や珍しくないが、同社の場合は食材はもちろん、調味料、調理法に至るまで、現地の郷土料理を忠実に再現。1本単位から仕入れる魚は腕利きの板前が店内の厨房でさばき、水揚げの翌日~翌々日に客席に届く、という直送体制も同社ならではだ。

それでいて、客単価は4500円程度というコスパの高さが評価され、「北海道厚岸町」店は『ミシュランガイド東京』に2016年度版、17年度版と2年連続で5千円以下で食事ができる“ビブグルマン”として掲載。2017年4月にはテレ東の人気番組『カンブリア宮殿』に会社の取組みが放映されて話題を呼び、「わが町の食材を扱う店も是非!」と全国の自治体から引き合いがあったという。


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