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『陸王』とのコラボが入手困難!? 埼玉県民なら皆知っている「十万石まんじゅう」の創業以来守り続ける“信用”とは

[2017年12月31日]

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『陸王』とのコラボまんじゅうは生産が追いつかないほどの大ヒット。「最初は嬉しい悲鳴だったんですけど、今は悲鳴になっています(苦笑)」(横田社長)

『陸王』とのコラボまんじゅうは生産が追いつかないほどの大ヒット。「最初は嬉しい悲鳴だったんですけど、今は悲鳴になっています(苦笑)」(横田社長)

―十万石さんも丹波大納言を使っているということですか?

横田 そうです。うちも多様な材料のひとつに丹波大納言を使っています。調べてみたら、どうやら阿闍梨餅さんはうちと同じ問屋さんから仕入れていたことがわかりました。弊社にはそんな話は入ってきていませんでしたから、すぐに連絡を入れて確認したかったんですけど、怖くて電話ができなくて(苦笑)。

2、3ヵ月じっと待っていたんですけど、それでも連絡がなかったからこちらから電話しました。「足りまへんか?」って聞かれたので、「いや、足りないんじゃないですか?」って逆に聞いてみたんです。

―そしたら、どう答えたんですか?

横田 「なんとかしますわ」って言うから、「なんとかなるんですか? 阿闍梨餅さんは生産調整をするって言われていますけど」と問い質したら、「いやあ、なんとかしますわ」という返答しかなくて。結果的になんとかなったからよかったんですが。

おそらく阿闍梨餅さんもそうだと思いますけれど、うちも何十年もそことお付き合いをさせていただいています。そこを外して他を使うことはしてこなかったし、それをしないで品質を保つというのが信用なのだと思うのです。

だから「信用」をどう作るか。うちは創業100年、200年の老舗ではないですけれど、もし企業秘密があるとしたら、その信用をどう守り続けるかです。先代社長は常々そのことを言い続けておりました。

―その苦労を知った上で十万石まんじゅうを食べれば、味わいも深まるでしょうね。

横田 いや、そんなことは考えずに楽しんでいただければそれでいいのです。うちとして、この思いをどう続けていけるのか、ということですから。

―現在、埼玉県と群馬県の一部に合計39店舗を構えているわけですけど、今後、東京を含めた全国展開といった野望などはありますか?

横田 お菓子屋に限った話ではないでしょうが、東京というより銀座に店を構えたいという夢を持つ方は多いでしょう。うちの創業者もそのひとりでした。私としては、行田の十万石であることをもっと多くの方に知っていただくことに頑張っていければ…。今のところ、そこまでで手一杯です。

どこに行っても、その土地の銘菓があるわけですし、お客様は遠方に行かれる際に「わが街の」ということで地元のお菓子を持っていかれるわけですから。うちは埼玉県の十万石でいいのかなと思っていますね。

(取材・文/“Show”大谷泰顕)

●「十万石ふくさや」ホームページはこちら

 


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