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旅人マリーシャの世界一周紀行:第179回「シャイな親日ウズベク女子が一番美しいと思う漢字は“便”?」

[2018年03月22日]

日本語検定に向けて集まった学生たち

中央アジアの旅も最後。タシケントの安宿で帰国の調整をしていると、その夜はどうもゲストが多く賑(にぎ)やかだ。

「アノ、アナタハ日本人デスカ? ウルサクテスミマセン! 迷惑デハナイデスカ?」

礼儀正しく話しかけてきたのは、おでこのツルンとした昔のアムロちゃんみたいなカワイイ女子だった。続いてイラン系の顔立ちの美人やロシア系の色白女子、おさげの純朴そうな乙女なども日本語で挨拶をしてきた。

突然の流暢な日本語に驚いたが、彼女たちは明日、この首都タシケントで開催される日本語検定を受けるために各地から集まった学生たちだった。ウズベキスタンにはJICAが運営する「ウズベキスタン日本人材開発センター 」という施設があり、そこで日本語を学ぶ若者は多いらしい。

宿で日本語検定に向けて勉強をする生徒たち

宿で日本語検定に向けて勉強をする生徒たち

またフェルガナ地方の田舎町リシタンには「NORIKO学級」というボランティアの日本語教室があり、その小さな町では日本語の挨拶が飛び交うのだとか。

明日、そこの生徒たちにも試験会場の近くで会えるというので、少し調べてみた。「お金の無い子供達が勉強できるように」という日本人創設者の理念を受け継ぎ、学級は今も無料開放をしているがその運営は大変なようだ。使い込んだ椅子は壊れていたり、1cmもない丸まったチョークを使っての授業、校長の奥さんはイスラム圏では珍しく共働きで教室を支えている。

日本人旅人の中には、先生としてボランティア活動をしたり、クラウドファンディングで資金を集めて寄付している人もいるようだが、私もいつかそこで授業をしてみたいと思った。

リシタンから日本語検定を受けにきた生徒たち(試験当日の写真)

リシタンから日本語検定を受けにきたNORIKO学級の生徒たち(試験当日)

さて、生徒たちが勉強中のところ申し訳ないのだが、日本語が通じるのをいいことに少し話を。

「なぜ日本語を学ぼうと思ったの?」

ある女子にそう聞くと、自分は子供の頃から「ヘンなもの」に興味を持つところがあり、初めて「漢字」を見た時にすごくインパクトを受けて面白いと思ったそう。しかし、周りの友達に変わり者だと思われるのがイヤで、漢字が書いてある雑貨をコッソリ買ったりしたんだとか(笑)。

「将来の夢は?」と聞くと、日本語を使って働いてみたいという。彼女たちは日本に憧れて、日本の文化や技術への強い興味を持ち、また家族のために日本で働きたいという気持ちがあるそうだ。

介護や医療現場の人手不足が問題となる日本では、彼女たちのように日本語の話せる海外からの働き手が必要とされている。これからの未来、私たちを支えてくれるのは心優しく美しいウズベキスタンのコたちかもしれません。

チョルスーマーケットで出会ったウズベクっ娘たち

チョルスーマーケットで出会ったウズベクっ娘たち


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