美女集団「アクトレスガールズ」の中心人物・万喜なつみ

十数団体が群雄割拠し、個性あふれる選手たちがしのぎを削る女子プロレス界。人気再燃の気配が漂う中、有望な若手選手を紹介!

美女集団「アクトレスガールズ」の中心人物・万喜なつみ。女優として舞台もこなす上、バトントワリングは全国大会の常連だったという運動能力の高さも備えた万能型女子プロレスラーだ。

前回、グラビアをやっていただいた頃から他団体への参戦も増えていますね?

万喜 はい。自分でも勉強したいと思っていたところに、ありがたいことにオファーをいただくようになって! プライベートでも仲良しのSareee選手のいるディアナさんの他にもマーベラスさんやWAVEさんにも出させていただいたし、レッスルワンさん、全日本プロレスさんなど男子の団体にも出させていただいています。

―元々、いろんなところで試合していきたいタイプ?

万喜 いえ、それほど積極的には考えてなくて、やっぱり自分のいるアクトレスで頑張って「アクトレスに来ないと万喜なつみは観られないぞ」っていうのが理想なんです。でもまだまだ若手なので、アクトレスを観に来てもらえるようにたくさんの団体に出向いて、体を張りたいと思います!

―試合での当たりも強くなった印象を受けますが、自分の中で変わった部分はある?

万喜 気持ちや考え方で変わった面はあると思います。特にマーベラスさんに参戦して感じるのは、同年代でもバチバチ激しく戦えたり強烈な言葉をぶつけてかみついたりできる選手がいること。特に門倉凛選手とは自分に似たものを感じます。アクトレスガールズのメンバーって年齢も近くて、みんなで団体を盛り上げていこうって感じで仲良しなんです。

マーベラスには大先輩も多いので学ぶことも多いし、アクトレスで味わえないことを体験させていただいてます。もしかしたらそっちのほうがある意味、本当の自分を出せるような気がする!

―バトントワリングの経験から華やかな得意技も多いけど、バチバチやり合うのも…。

万喜 そういうの嫌いじゃないかもしれないです(笑)。試合でも女優として立つ舞台でも、応援していただくことで自分というものの価値を実感することができるんですよね。試合も増えたけど舞台も頑張りたいし、すごく忙しいけど夢はスーパースターなので、そうなるためにも全部をやり切る自信はあります!

●「ツヨカワ女子プロレスラー最前線2018」は『週刊プレイボーイ』16号(4月2日発売)に掲載!

(取材・文/明知真理子 撮影/荻原大志)

■万喜なつみ(まき・なつみ)1995年7月19日生まれ 神奈川県出身 身長150㎝  得意技=ジャーマン・スープレックス、側転からの攻撃○女優として舞台もこなしつつプロレスラーとして多くの団体に参戦中