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ホワイト企業の先達から学び、自らホワイト企業に! 社長も給料も皆で決める“非常識な経営”とは

[2017年07月30日]

ダイヤモンドメディアの武井浩三社長(32歳)

自分の給料はみんなで、働く場所と時間は自分で、社長は選挙で決める。そして全社員の給料と財務情報は全てオープン、――。

そんな斬新な経営で注目を集めている不動産業界のITベンチャー、ダイヤモンドメディア(東京港区)。2007年の会社設立以来、武井浩三社長がこだわってきたのは「あらゆる情報を透明化し、社内に“情報格差”をつくらない」ことだった(前編記事参照)。

その理念は事業にも反映され、独自に開発した不動産管理システム『セントラルLMS』といった主力サービスは「情報格差をなくし、誠実な会社がきちんと儲かる仕組みに変える」とのコンセプトから生まれ、現在、業界内で高く評価されている(中編記事参照)。

では、その武井社長とは一体、どんな人物なのか?

1983年、横浜生まれ。元々はミュージシャン志望で小学校の頃からメジャーデビューを夢見ていた。高校卒業後、2年間は米・ロサンゼルスの音楽大学に留学もした。ミュージシャンとしてのピークは帰国後、23歳の時にやってくる。「大手レコード会社から1枚、CDを出した」…が、それ以上は進めなかった。

武井社長のもうひとつの顔が、経営者志向が強かったこと。その萌芽は帰国後、すぐに表れる。といっても、「ミュージシャンをやりながらバイトはしたくなかったから、会社を作ろうと思った」というレベルで、今から思えば「考えが甘かった」。

2006年には22歳で高校時代の友人4人と起業。当時はネット通販が常識になり始めた時代、そこで目を付けたのがアパレルショップだった。

「ネットで服を買う時、人は商品単位でお気に入りの服を選びます。でも街中の洋服屋はほとんどセレクトショップで、店側が提案するコーディネートやおしゃれな着こなし方といったところに価値がある。それって商品単位で販売するネットショップでは表現できないと思った。じゃあ、地場の小さなセレクトショップさんたちが自分たちのテイストとかコーデを伝えられるメディアを作ればいいじゃないかと」

そうやって考えついた構想に「理屈では面白そうと思ったし、面白そうじゃんと周りからも言われて」自信を得ると、貯金と借金をつぎ込んで業務委託でシステムを開発、当時、他にはなかったアパレル業界のネットメディアを稼働させた。

1年ほどサイトを運営したころで掲載店舗数は1千近く、月間PV数は30万PVまで伸びた。だが、その内実は「とにかくPV数を伸ばせ! 店数を集めろ!」といった足下を見ないイケイケドンドン経営で、当初、有料にしていたショップの掲載枠は無料開放に。結果、「アクセスは伸びてきたけどお金がなくなり、収益化のメドも全く立たず、“もうアカン!”となって会社を閉じるしかなくなった」という。

「“面白そう”と思ったのは単なる自己マンで、実際にアパレルショップの人たちがそこにお金を投資してくれるかって、全然しない。世の中を甘く見ていた」と反省したはいいが、その時点で積み上がった借金は1千万円近くに達していたという。

「返すあてもない巨額の借金が恐怖でしかなかった。人の目を見て話せないくらいに自信を喪失し、本当に苦しくて。体中にブツブツもできて、死ぬほどつらかった…」


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