週プレNEWS TOP 連載コラム 旅人マリーシャの世界一周紀行 『Blue Hunter』 旅人マリーシャの世界一周紀行:第157回「強盗に遭う確率が150%はケープタウンでも!? 南アフリカでヒッチハイク、ナイフを出されて死ぬかと思った話」

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旅人マリーシャの世界一周紀行:第157回「強盗に遭う確率が150%はケープタウンでも!? 南アフリカでヒッチハイク、ナイフを出されて死ぬかと思った話」

[2017年08月31日]

「ここはどこ? 天国かしら?」雲の上のテーブルマウンテンからケープタウンを眺める

アフリカ大陸縦断もいよいよ終盤戦! ついに最南端の南アフリカ共和国へ――。

南アフリカと言えば2010年にはW杯も開かれ、当時の経済規模は神奈川県とほぼ同じだったというアフリカ最大の経済大国。

しかし、開催地だったヨハネスブルグは世界一治安が悪いと有名で、これまで何人もの旅人たちが危険な目に遭い、たくさんの凶悪伝説が生まれた。中でも強烈なのは「中心駅から半径200mは強盗に遭う確率が150%」というもの。150%という数字は、一度襲われてまた襲われる確率が50%の意味なんだとか…。

というわけで、そんな危ない都市は避け、私が目指すのはケープタウン。世界屈指の美しい港町であり、テーブルマウンテン、喜望峰など世界的に有名な絶景がある。旅友が「新婚旅行は南アフリカのケープタウンで決まり!」と大絶賛していたので、私は期待に胸を膨らませた。

ケープタウンへレッツゴー!

ケープタウンへレッツゴー!

港に面した大型商業施設V&Aウォーターフロントからテーブルマウンテンが見える

港に面した大型商業施設V&Aウォーターフロントからテーブルマウンテンが見える

テーブルマウンテンから見るケープタウンの街

テーブルマウンテンから見るケープタウンの街

ケープタウンへはナミビアの首都ウィントフックから長距離バスで約20時間。

国境越えもスムーズに進み、すんなりと南アフリカに入国したが…、な、な、なんと途中でバスが故障!? あと3時間くらいで到着というところで、煙を吹いてしまった。

ここまできて…バス故障

ここまできて…バス故障

正午の炎天下でバスの中も外も暑く、ペットボトルの水も残り少ないが、周りには何もない。バスが直る気配はなく、夜の9時に代わりの車が来るというので、それを待たなくてはいけないという。

一緒に乗っていた客の数人はヒッチハイクに切り替えたようで、道路に出て車が止まってくれるのを待っている様子。

「アフリカでヒッチハイクなんて、そんな恐ろしいことはありえない!」

私はそう思っていたのだが、正直、ここにいても時間通りに助けが来るとは限らないし、そもそも夜に到着するのは危険なので絶対イヤだ。それが一番の理由で、私も仕方がなくヒッチハイクを選んだ。

往年のハンドサイン、「いいね」のように親指を上げていたら、アフリカ人のママに「それはOKって意味よ。止まってほしい時は手を下げてパタパタ仰ぐのよ」と、アフリカ版ヒッチハイクの方法を教えられた。

車は何台も通り過ぎて行き、なかなか止まってくれなかったけれど、ついに有名スーパーの大型トラックが止まった。個人車じゃないことにも安心したし、よしこれに乗ろう! 私は日本人の旅友とバスで仲良くなったアフリカ人と4人で乗り込んだ。


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