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日本は統合医療後進国? 「変えるのは患者自身!」

[2017年10月01日]

欧米では西洋医療とともに様々な代替医療が治療に取り入れられている(写真はイメージです)

『迷走患者 <正しい治し方>はどこにある』著者の岩瀬幸代(さちよ)が、現在の医療の現場と患者たちの苦悩をリポートする短期シリーズ。

第1回では西洋医療と代替医療の間で迷走する患者たちの実例を、第2回では“医師との信頼関係”を築くための方法について紹介した。

最終回となる今回は、医師に話しづらいと多くの患者が感じている“代替医療”について考える。

* * *

「今の医療は死なないこと、治すことが基本になっている。だから一分一秒でも長生きさせようとする。死ぬことは=恐怖という意識がベースにあるから。でも、鮮やかに死んでもいいという考えがあってもいい」

そう話すのは産婦人科医で池川クリニック院長の池川明氏だ。胎内記憶(*1)の実例を幾多の本で紹介している医師ならではの死生観と捉える向きもあるだろうが、医療の選択は生き方の選択でもあるはず。

*1ーー胎内記憶/輪廻転生する魂が、次に宿る親を自ら選んで生まれてきたことを多くの子供たちが記憶している。

患者主導の医療がどんどん迫る中、後悔しない医療とは死なない医療ではなく、自分らしい医療を受けることともいえる。難しいことだが、重症筋無力症を患いつつ、そんな人生を貫こうとした人もいる。都内で会社を経営する木村蓉子さん(65才)だ。

入院先の病院で突如、蓉子さんの呼吸が停止したのは昨春のこと。意識不明のまま3日間が経過。目が覚めた時、視界に飛び込んできたのは装着された人工呼吸器だった。彼女はポロポロと涙を流して、夫に言った。

「延命治療はしないという約束でしたよね」

呼吸器と胃ろうをしたまま亡くなった知人が脳裏をよぎる。夫も蓉子さんとの約束を忘れたわけではなかった。だが苦しそうに喉をかきむしる妻の姿を見て「助けてほしい」と医師に頼んだのだ。

蓉子さんに重症筋無力症の診断がついたのは3年前のこと。その時に診てもらったふたつの大学病院が提示したのは、いずれも胸腺摘出手術及び大量のステロイドとガンマグロブリン投与という治療だった。だが免疫機能と関係の深い臓器を摘出することを許容できないと感じた彼女は、医師にきっぱり断った。

「病とは闘えても、化学療法には勝てません」

医師からは叱責を受けたが、自然療法を片っ端から試す日々が始まった。ホメオパシー(*2)、波動療法、三井温熱、マコモ風呂、鍼灸、整体、自強術、エドガー・ケイシー療法、ビタミンC療法、気功、霊気……。蓉子さんは当時を振り返る。

*2ーーホメオパシー/「症状を起こすものは、その症状を取り去るものになる」という「同種の法則」により、各症状に効果的なレメディー(砂糖玉の錠剤)を用い、症状を出し切ることで治療する。200年以上前にドイツの医師が創始した。


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