週プレNEWS TOP 連載コラム 旅人マリーシャの世界一周紀行 『Blue Hunter』 旅人マリーシャの世界一周紀行:第172回「恥ずかしい画像はクラウドに!? 大金を隠しきれなくなってウズウズ~」

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旅人マリーシャの世界一周紀行:第172回「恥ずかしい画像はクラウドに!? 大金を隠しきれなくなってウズウズ~」

[2018年02月01日]

そこへすかさず襲い掛かるのは、タクシー勧誘の嵐。

「ツーリストはおまえしかいない! 覚悟しろ!」とあっという間に囲まれてしまい、オフシーズンの足元を見られた金額10米ドルを提示される。

「高すぎるから乗らない!」(日本に比べたら安すぎるけど・笑)と言っているのに、タクシーの男たちは勝手に私の取り合いでケンカを始めてしまった。

「もう、私のことはほっといて!」とその場を逃げたが、しつこくついてくる男に根負けした私は、国境越えに疲れていたこともあってついに車に乗ってしまった。

「ああ、マズった。勢いでひとりで車に乗ってしまった。コワイ…」

何かあった時に少しでも証拠になればと撮った車内の写真

何かあった時に少しでも証拠になればと撮った車内の写真

タクシードライバーは無駄にイケメンだったが、全然嬉しくない。ほんの少し英語ができる彼は、日本人の有名人の名前をいくらか知っていた。「テニスのニシコリ、サッカーのシンジ…、シンジアベ」って、それシンゾーアベと混ざってませんか?

それから映画『WASABI』の話を始めた。フランス映画だけれども舞台は日本だし、広末涼子のかわいさが中央アジアまで伝わっていると思うと、微塵(みじん)も関係のない私も日本女子として胸を張りたくなる。

そして北野武を意識したのか、彼は「マイネームイズ、タケシ」とつまらない冗談を言っていたが、本当の名前はデルシャという名前の27歳の男だった。最近、赤ちゃんが生まれて9ヵ月らしい。

「子供を育てるために私のようなツーリストを見つけて荒稼ぎ…仕方ないか」

ウズベキスタンの首都タシュケントに入ると、彼は「あれがテレビ塔だよ」と教えてくれたり、警察を見つけるとこう言った。「彼らはキューカンバー(キュウリ)って呼ばれてるんだ。ほら、制服が緑色だろ?」

残念ながら、ウズベキスタンにもまた腐敗警察というのは存在するらしく(もちろん、一部だと思うけど!)、市民からそんな風に呼ばれてしまっているようだ。そして、彼はせっかちな運転で目的地に着くとサクっと10ドルを取り上げて去っていった。

タシュケントのテレビ塔

タシュケントのテレビ塔。珍しくもないけれど、一応ガイドブックにも載っているので撮った

タシュケントの警察

タシュケントの警察。見た感じはシュっとしていて、グリーンの制服もカッコイイです!

この日のひもじい旅人の夕食

到着したのは夕方。もう今日は神経を使いたくないし、持っていたリンゴと近所でサモサだけ買って、ひもじい旅人の夕食


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