週プレNEWS TOP ニュース IT・テクノロジー 落合陽一×紗倉まな――学生たちとの質疑応答「規制されすぎた反動が爆発する瞬間がくる」

ニュース

落合陽一×紗倉まな――学生たちとの質疑応答「規制されすぎた反動が爆発する瞬間がくる」

[2018年02月12日]

■質問6
学生F エロコンテンツの規制という話がありましたが、例えばレイプとかそういう犯罪が起こったときに、犯人の部屋にアニメのDVDが大量に置かれていたとか、AVが大量にあったとか、それをメディアがいちいち報道して、誘導して、面白がっているように見受けられるのですが、それをどう思うか伺いたいです。

紗倉 確かに、そういうニュースのときには「異常な考えを持つ人は性癖も極端だ」的なことがよく言われたりしますよね。でもそれを見て「そうなんだ! だから異常なんだ!」って思う人と、「いやいや、(報道に)悪意があるよね。人間だし、それくらいあるでしょ」って思う人と、分かれるじゃないですか。その一方をなくすっていうことになると、そういう考えを持っている人たちを排除していくことになると思うので…。それはそれでひとつの調和なのかな、という気がしますね。

落合 俺はね、人の興味は人それぞれだから、そういう報道とかに対して「だから?」って言う人もいるべきだと思うんだよね。関係ないでしょ、みたいな。「家からAV出てきたよ」「で?」って。批評力を持ちましょう。

■質問7
学生G 先ほど、原風景として女性の裸の美しさとか、あとは橋とかがお好きだとおっしゃっていましたが、個人的にはそれは曲線美とか、そういうものがお好きだというのが背景にあると思うんですけど、そう思われたことはありますか?

紗倉 ああ、確かに。私は何を美しいと思うかというと、建物や橋ってある種、なんか空間から切り取られてる感じがするんですよ。例えば工場があって、夜の背景があるとすると、夜の背景から建物が切り離されてるような。そういうものを感じられるものって、だいたい曲線が美しかったりするわけじゃないですか。女性の体もそうで、画面の中でひとつだけ浮いて見える。その切り抜きの線引きとしての曲線美はすごく美しいというか、綺麗だなと思うんですけど。

落合 なるほどね。じゃあ和服とかも好きなんですか?

紗倉 和服も好きですね

落合 なるほど、わかった。(学生に対して)気持ちわかる?

学生G なんとなくわかります。僕は数学専攻なんですけど。

落合 あなたが好きな曲線はどういうもの?

紗倉 聞きたい!

学生G 僕ですか? 僕個人は、点が好きです。

紗倉 点かあ。草間彌生的な点ではないですよね。

学生G じゃなくて、普通のただの点です

落合 彼はすごいですよ。2次元でもなくて、0次元or1次元萌え。

紗倉 なんかすごいな。新しい。言ってみたいです、点が好きって。

落合 というわけで、紗倉まなさんにお話いただきました。拍手!

■「#コンテンツ応用論2017」とは?
本連載は筑波大学の1・2年生向け超人気講義「コンテンツ応用論」を再構成してお送りします。“現代の魔法使い”こと落合陽一学長補佐が毎回、コンテンツ産業に携わる多様なクリエイターをゲストに招いて白熱トーク。学生は「#コンテンツ応用論2017」つきで感想を30回ツイートすれば出席点がもらえるシステムで、授業の日にはツイッター全体のトレンド入りするほどの盛り上がりです。

落合陽一(おちあい・よういち)
1987年生まれ。筑波大学学長補佐、准教授。筑波大学でメディア芸術を学び、東京大学大学院で学際情報学の博士号取得(同学府初の早期修了者)。人間とコンピューターが自然に共存する未来観を提示し、筑波大学内に「デジタルネイチャー推進戦略研究基盤」を設立。1月31日に新刊『日本再興戦略』(News Picks Book、幻冬舎刊)が発売予定。

紗倉まな(さくら・まな)
1993年生まれ、千葉県出身。高専在学中の2012年に18歳でAVデビューして以来、トップ女優として君臨。一方でエッセイや小説の執筆、地上波含む各メディアへの出演など枠にとどまらず活動する。2016年にはトヨタ自動車の情報サイトでコラム連載がスタートし話題に。著書にエッセイ『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』(宝島社)、連作短編小説『最低。』(角川文庫)、長編小説『凹凸』(KADOKAWA)など。『最低。』は瀬々敬久監督により昨年映画化され、第30回東京国際映画祭コンペティション部門に選出された。

(構成/前川仁之 撮影/五十嵐和博 協力/小峯隆生)


ジャンプ50周年展VRはこちら!

連載コラム

Column

連載コラムを見る

Back Number

  • Jul 2nd 2O18 no.27
  • Jun 25th 2O18 no.26
  • Jun 18th 2O18 no.25
  • Jun 11th 2O18 no.24

 

Gravure Gallery

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 浅田真央『また、この場所で』
  • 『週プレ グラビアスペシャル増刊GW2018』
  • 大原優乃『ゆうのだけ』
  • 小宮有紗『Majestic』
  • 『AKB48 水着サプライズ2017』

 

メルマガ会員&アンケート 2018年No.27