キン⾁マンあらすじ
ここでは、『キン肉マン』第1巻、「怪獣退治編」から「オメガ・ケンタウリの六鎗客編」までのストーリーをおさらい。
興味のある方はぜひ、コミックスでもご確認を!!
シリーズ別
ストーリー超簡略ダイジェスト
怪獣退治退治編(JC1~2巻)
地球に住み着くダメ超人・キン肉マンは人間たちに尊敬されるヒーローを夢見て日々、地球を襲う宇宙怪獣と闘うも連戦連敗。あまりの弱さでむしろバカにされていた。それでも人々と仲良く暮らしつつ、いつかは見返してやるんだとめげずに怪獣退治活動の日々を送っていた。そこに宇宙のかなた、キン肉星からミートという少年がやってくる。彼の話によると、キン肉マンはなんと由緒正しきキン肉星から行方不明になった王子だというが!?
超人オリンピック編(JC3~9巻)
ある日、キン肉マンは超人たちの格闘技の祭典・超人オリンピック開催のウワサを聞きつけ、とりあえずダメ元で出場。ところが数々の幸運と奇蹟が重なり、ラーメンマン、ロビンマスクら世界に名だたる強豪を次々と撃破。なんと優勝を果たしてしまう。これで一気に注目の的となり、ハワイでの厳しい修業を経て翌年、新たに超人オリンピック再挑戦。最強の刺客。ウォーズマンまで倒してV2を達成し、今度こそ誰もが認める王者となった!
7人の悪魔超人編&黄金のマスク編
(JC10~17巻)
キン肉マンの超人オリンピックベルトを狙い"7人の悪魔超人"なる凶悪な軍団が来襲。彼らはキン肉マンの逃げ道を封じるため、卑劣にもミートを人質に取り、闘いを強要してきた。だがロビンマスクやウォーズマンら仲間の援護もあり命かながら全員を撃退。その後もさらなる強豪"悪魔六騎士"、そしてついには彼らを束ねる悪魔将軍なる最強の難敵まで現れたが、キン肉マンは新必殺技キン肉ドライバーでその悪魔将軍さえも見事倒したのであった。
夢の超人タッグ編(JC17~23巻)
正義と悪魔の抗争が終わりを告げた頃、富士山麓に奇妙な山が出現。それは古代の超人たちが最強タッグの座を争った伝説の決戦場だった。それを機に現代の超人界でも新たなタッグ選手権が開幕。だがそこに参加した悪魔超人の残党アシュラマン&サンシャインが正義超人の仲間割れを画策。さらにそこへ"完璧(パーフェクト)超人"なる新勢力も加わりますます大混乱。キン肉マンは闘いを重ねてひとつずつ、失われた友情を取り戻していく過酷な闘いへ。
キン肉星王位争奪編
(JC24~36巻)
キン肉マンにいよいよ故郷・キン肉星の大王職が譲られる即位の儀の日、彼が正統な王子ではないと主張する"運命の五王子"なる5人が出現。彼らはおのおのチームを立てての団体戦を提案、その優勝者こそ真の王にふさわしい説き伏せた。キン肉マンはこれまでに共に闘った仲間とチーム結成。その戦いの中で生き別れの兄アタルとの出会いによる成長も遂げ、苦難を重ねてついに最大の宿敵フェニックスを撃破。第58代キン肉星大王に即位し、闘いの日々にここでいったん区切りをつけた。
完璧超人始祖
(パーフェクト・オリジン)編<前編>
(JC38~45巻)
キン肉マンがキン肉星大王に即位し、正義・悪魔・完璧(パーフェクト)の各超人化軍間で不可侵条約が締結。すべての闘いは終わったはずだった。だがそれを無効とする完璧超人一派が出現し、まず正義超人軍と交戦状態に。そこへなんと悪魔超人軍も独自の判断で参戦決意、闘いは三つどもえの大戦争へ。そこでキン肉マンらは、バッファローマンら"7人の悪魔超人"と緩やかな共同戦線を張り、圧倒的戦力を誇る完璧超人軍に対応。それでも多くの死者を出す消耗戦を強いられる。
完璧超人始祖
(パーフェクト・オリジン)編<中編>
(JC46~50巻)
正義超人軍と共闘していた7人の悪魔超人たちは、悪魔超人軍の陽動部隊にすぎなかった。地上の激闘の裏ではひそかに復活を遂げていた悪魔将軍率いる悪魔超人軍本体が、彼らの狙いの本命である完璧(パーフェクト)超人軍の長・超人閻魔(えんま)の首を狙い、その本拠地である超人墓場に向けて動きだしていたのだった。そして完璧超人側もその侵攻を阻むべく、"完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)"がいよいよ動きだす。彼らはなんとかつての悪魔将軍の同志とも呼ぶべき集団であった!
完璧超人始祖
(パーフェクト・オリジン)編<後編>
(JC51~60巻)
正義・悪魔・完璧(パーフェクト)の三つどもえ決戦も佳境へ。全軍の生き残りが超人界伝説の木「許されざる世界樹(アンフォーギブン・ユグドラシル)」に集結して団体戦を展開するが、そこに最後の大物・正義超人開祖シルバーマンが降臨。彼もまた悪魔将軍同様、いにしえに完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)の枠組みから離脱した者だった。そのシルバーマンの導きで、まずは最後まで残ったキン肉マンが因縁の同族対決でネメシスに辛勝。そして最終決戦では、悪魔将軍は育ての師である超人閻魔に超人界の未来をかけた大勝負を挑む!!
オメガ・ケンタウリの六鎗客
(ろくそうかく)編<前編>
(JC61~64巻)
三つどもえの超人戦争は終わったが戦乱の傷は深く、復興の日々が続く。だがその気に乗じ、今度は悪の権化・大魔王サタンが動きだす。地上の戦力が手薄な頃合いを見計らい、満を持して新たな刺客「オメガ・ケンタウリの六鎗客編」を放ったのである。この危機に立ち上がったのは、長く日の目を見ていなかったマイナー正義超人たち。彼らは友情の絆を胸に必死の迎撃を試みる。だが敵の狙いはまさにその友情パワーが醸し出す不思議な力の秘密だった!?
オメガ・ケンタウリの六鎗客
(ろくそうかく)編<後編>
(JC64~72巻)
オメガの刺客は太古に地球を追われた民の末裔(まつえい)だった。移住先の星も寿命を迎えつつあった彼らは、その解決を図るため地球に残るさまざまな"力"を調査、強奪に来たのだ。運命の王子たちはオメガを駆逐しないとこの世に未来はないと言う。それでもキン肉マン、そしてその兄アタルだけは、わかり合えることを諦めなかった。死闘の末にとうとう和解できた彼らが知ったのは......神による超人殲滅(せんめつ)計画という目を背けたくなる現実だった。