(左から)羽田圭介、BMW株式会社代表取締役社長クリスチャン・ヴィードマン、伊勢谷友介 (左から)羽田圭介、BMW株式会社代表取締役社長クリスチャン・ヴィードマン、伊勢谷友介

ビー・エム・ダブリュー(BMW)は19日、「BMW『JOY+ Clean Energy PROJECT』キックオフイベント」を開催.。伊勢谷友介羽田圭介がゲストに登壇し、クルマそのものや愛車について語った。

「JOY+ Clean Energy PROJECT」はYoutubeやSNSなどを通して、クリーン・エネルギー自動車の持つメリットを発信するプロジェクト。クリーン・エネルギー自動車がユーザーにとって、より親しみやすく身近な存在になることを目標にしている。

俳優と小説家という意外な組み合わせでのイベントだが、ふたりの共通点はBMWオーナーであること。バイク好きとして知られる伊勢谷は「BMW R100S」を所有。羽田は、著書『羽田圭介、クルマを買う。』で数十台もの試乗を繰り返した結果、クリーンディーゼルモデルの「BMW 320d」を購入している。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の最中で行なわれた今回のイベント。外出自粛とって、伊勢谷は"オフライン"でしか楽しめないバイクやクルマの魅力を再確認。

「自分を楽しませるためのハブになっている、BMWやバイクが。いま、オンラインかオフラインの分岐点。オフラインはほとんど遊びですよね。バイクに乗るのもそうだし、基本、今は全部禁止されてることなんです。その部分が実はすごく幸せを生むことだってことに我々は気付いた」と"不要不急"の重要性とともに車社会への期待を明かした。

一方、普段から執筆で家にいることが多く「仕事によっては移動する必然性があって車に乗られるし、移動そのものがいい気分転換になる」と明かす羽田は、これからのクルマの魅力について

「もうそんな速さはいらない。軽くしてその楽しみを。安全性と軽さで進化してほしい。人間の感覚として早く感じる演出があればいい。自分の操っている感を残しつつ、安全性を重視するように」

と提案した。

またイベントでは、クリーンエネルギー車を選ぶことについてもふたりは言及。

「見た目や安全性など基準があるなかで一番見えないのが環境性能」だという伊勢谷は、「人類のこれからの成長のひとつ。改善しておこうと思うには、死んだ後のことを想像することが大事。認識と想像力をもつのが大人の選択」とし、その選択に「深く考えてる人」という印象を明かした。

そして羽田は「ドライビングを楽しみたいお客さんは環境のことまでは考えが及ばないかもしれない。でもBMWはドライビングの楽しさを付与させているところが素晴らしい」と断言。「『M135i』に乗らせてもらった時に、パワフルな加速で快楽物質が出てくる感じでした。それでBMWにはまって、ディーゼルの方が実用的な速度域でパワーが出やすいなと思って、そこで最終的に320dを選んだ」と自身の経験からBMWのクリーンエネルギー車の魅力を明かした。

さらにイベントの最後、羽田はヘルメットを持参し伊勢谷のバイクに乗せてもらうつもりだったことを告白。「僕のバイクに乗るつもりだったんですか!?」と驚いた伊勢谷は、「まさか羽田さんがこんなに車バカだとは(笑)」とうれしそうに笑った。

BMWは同プロジェクトの一環としてYouTube動画「BMW Lab.」をスタート。第1回目ゲスト研究員として羽田も登場している。またプロジェクト開始に伴い、限定特別仕様車「EDITION JOY+」を販売中だ。