ド迫力のFRP製ロケットカウルを装備。写真のモデルのカラーは、ロケットカウルをシルバーに塗った「グラファイトブラック」

ホンダは3月の「大阪モーターサイクルショー2022」で初公開した「ホーク11」を正式発表した。バイクファンに衝撃を与えたロケットカウル装着車の詳細を一挙大放出!

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ホンダは4月15日、話題沸騰の新型「ホーク11(イレブン)」を9月29日に発売すると発表した。気になるお値段は139万7000円だ。

ホーク11は今年3月、「第38回大阪モーターサイクルショー2022」で初公開された。そのド派手にも程があるFRP製のロケットカウルが注目を集めたマシンである。販売ターゲットは、「経験豊かなベテランライダー」という日本市場向けの大型二輪だが、もちろん若いライダーが購入しても楽しめるモデルに仕上がっている。

そもそも「ホーク」はホンダが誇る伝説のモデルだ。"元祖"のデビューは45年前の1977年5月にさかのぼる。車名は「ホークII CB400T」。2気筒ながら滑らかな走りと、"やかんタンク"と呼ばれる丸いタンクで注目を集め、国内外問わず売れに売れたマシンである。

今回デビューした新型ホーク11は、アフリカツイン系1082㏄並列2気筒エンジンをブチ込まれたカフェレーサスタイル。トランスミッションは6速のマニュアルだ。ボディサイズは全長2190㎜×全幅710㎜×全高1160㎜。シート高は820㎜で、車重は214㎏。

気になる販売現場でのホーク11の人気はどうなのか? 

「ホーク11の年間販売計画は1200台です。販売店には問い合わせが殺到しており、発売前に完売もありえない話ではないと思います」(ホンダの販売店関係者)