24時間耐久レース参戦が発表された新型ニッサンZ。左ハンドルがクソ渋い

6月に富士スピードウェイで開催される24時間耐久レースに、新型フェアレディZがテスト参戦するという。日産の狙いとは?

* * *

4月28日、日産と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、6月4日(土)と5日(日)に「富士スピードウェイ(静岡県小山町)」で開催される「NAPAC富士スーパーテック24時間レース」に、新型ニッサンZ(日本名=フェアレディZ)をベースとしたレースカーでテスト参戦することを発表した。

日産によると、今回の参戦の目的はモータースポーツカテゴリーでの活用の可能性を探り、実戦データを得るためで「24時間というタフなレースを通じてクルマを鍛え、Zにふさわしい、ワクワクするレースカーの開発を目指す」とのこと。

巨大なリアウイングと車高の低さが光る。ノーマルもいいが、イジったZもいい

要するに、今回の24時間レース参戦で得た知見は、今後のレースカーの開発やパーツなどの開発などに活かすというわけだ。

ちなみに今回公開されたマシンはレース用に改造されているため、今年1月14日「東京オートサロン2022」で公開された市販車とは見た目が異なり、かなりヤンチャというか、ド派手な感じに仕上がっている。もしや、こういうクルマ好きを刺激するアフターパーツが近い将来出るのかも。今後に期待!