最終選考前の試乗会が千葉県袖ヶ浦市にあるサーキットで行なわれた。ノミネートされたクルマがズラリ。ちなみに本年度は第10位の指名数が同数だったため11台の10ベストカーが選出されている 最終選考前の試乗会が千葉県袖ヶ浦市にあるサーキットで行なわれた。ノミネートされたクルマがズラリ。ちなみに本年度は第10位の指名数が同数だったため11台の10ベストカーが選出されている
12月8日にイヤーカーが決定する「2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー」。その最終選考となる試乗会が「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」(千葉県袖ヶ浦市)で行なわれた。選考委員に今年の見所を現地で解説してもらった。

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いよいよ12月8日に〝今年の顔になるクルマ〟が決まる。気になるイヤーカーの選考方法は、自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名の選考委員による投票だ。

その最終選考を前に同条件で試乗する、「10ベストカー試乗会」が11月24日に「袖ケ浦フォレストレースウェイ」で開催された。本来は上位10台の試乗となるが、本年度は第10位の指名数が同数だったため、11台の試乗となった。

今年の見所はズバリどこか? 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員で、週プレNEWSでもおなじみの渡辺陽一郎氏に解説してもらった。

「今回はまさに過渡期という感じですね。世界的な電動化の波が押し寄せていますので、やはりEVやハイブリッドが目立ちます。しかし、その一方で、純ガソリン車のスポーツカーがノミネートされているのも面白いですね。

また、近年元気のなかった日産にも注目です。怒涛の新車攻勢により今回はエクストレイル、サクラ、フェアレディZの3台が選出されています。この過渡期にどのクルマがイヤーカーに輝くか見ものだと思います」

イヤーカーの決定は12月8日。会場は横浜ランドマークホール。選考会の模様は日本カー・オブ・ザ・イヤーの公式YouTubeチャンネルでも配信される予定だ。

気になる10ベストカーの顔ぶれはコチラ!

2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーの「10ベストカー」に選出されたのは以下のとおり(ノミネート順)。

・スズキ株式会社 アルト
スズキ株式会社 アルト スズキ株式会社 アルト
・トヨタ自動車株式会社 クラウン
トヨタ自動車株式会社 クラウン トヨタ自動車株式会社 クラウン
・日産自動車株式会社 エクストレイル
日産自動車株式会社 エクストレイル 日産自動車株式会社 エクストレイル
・日産自動車株式会社/三菱自動車工業株式会社 サクラ/eKクロス EV
日産自動車株式会社/三菱自動車工業株式会社 サクラ/eKクロス EV 日産自動車株式会社/三菱自動車工業株式会社 サクラ/eKクロス EV
・日産自動車株式会社 フェアレディZ
日産自動車株式会社 フェアレディZ 日産自動車株式会社 フェアレディZ
・本田技研工業株式会社 シビックe:HEV/シビックタイプR
本田技研工業株式会社 シビックe:HEV/シビックタイプR 本田技研工業株式会社 シビックe:HEV/シビックタイプR
・マツダ株式会社 CX-60 e-SKYACTIV D
マツダ株式会社 CX-60 e-SKYACTIV D マツダ株式会社 CX-60 e-SKYACTIV D
・ビー・エム・ダブリュー株式会社 iX
ビー・エム・ダブリュー株式会社 iX ビー・エム・ダブリュー株式会社 iX
・ヒョンデ モビリティ ジャパン株式会社 IONIQ 5
ヒョンデ モビリティ ジャパン株式会社 IONIQ 5 ヒョンデ モビリティ ジャパン株式会社 IONIQ 5
・ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社 レンジローバー
ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社 レンジローバー ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社 レンジローバー
・ルノー・ジャポン株式会社 アルカナ
ルノー・ジャポン株式会社 アルカナ ルノー・ジャポン株式会社 アルカナ