昨年春にホンダを定年退社し、現在は有料のスポーツ動画配信サービス「DAZN」のF1中継で解説者として活躍している元ホンダ技術者の浅木泰昭(あさき・やすあき)氏が、初の著書を3月26日に発売。直筆サイン本の予約注文や日本GP直前にトークショーが行なわれる予定だ。
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■F1最強パワーユニットと「N-BOX」の生みの親
ホンダに30年ぶりとなるF1タイトルをもたらしたパワーユニットの開発を主導し、9年連続で軽自動車販売トップを独走する「N-BOX」の生みの親でもある、元ホンダ技術者・浅木泰昭氏。
初の著書『危機を乗り越える力 ホンダF1を世界一に導いた技術者のどん底からの挑戦』が、集英社インターナショナルより2024年3月26日(火)に発売される。
本書は、浅木氏が入社後まもなく配属された第2期F1の奮闘エピソード、ホンダ創業者・本田宗一郎氏との思い出、一世を風靡した初代オデッセイの開発秘話、日本一売れているクルマ「N-BOX」がヒットし続ける理由のほかに、どん底の状態にあったF1パワーユニット開発の立て直し、F1撤退発表から復帰に至るまでの「蜘蛛の糸作戦」の全貌、2026年からのアストンマーティン・ホンダへの期待、カーボンニュートラル化を掲げるF1の未来、ホンダがF1を続ける意義......など、自身の技術者半生を振り返り、これまで直面してきた危機と各プロジェクト成功までの舞台裏を明かす。
また、芸能界随一のF1ファンとしても知られる堂本光一氏とのスペシャル対談も収録。昨年『週刊プレイボーイ』本誌に掲載された対談に、大幅な加筆修正を加えている。
■浅木氏の直筆サイン本が予約受付中!
浅木氏の直筆サイン入りの著書の予約を、楽天ブックス、F1グッズ販売店のGRANDPRIX(グランプリ)で受け付けている。
○楽天ブックス
【サイン本】危機を乗り越える力 ホンダF1を世界一に導いた技術者のどん底からの挑戦
予約ページはこちらから。
※発売日よりも後のお届けになる可能性があります。
○GRANDPRIX(グランプリ)
【当店オリジナル特典:浅木泰昭氏直筆サイン入ご予約商品】【メール便対応・危機を乗り越える力 ホンダF1を世界一に導いた技術者のどん底からの挑戦】
予約ページはこちらから。
※F1日本GP後のお届けになります。
■日本GP直前に浅木氏のトークイベント開催
2024年シーズンは4月に開催されるF1日本GP。その直前となる4月1日に、著書の発売を記念した浅木氏のトークイベントが、東京・渋谷「LOFT9 Shibuya」で開催される。
浅木氏の直筆サイン入り著書が付いたチケットが50枚限定で発売、トークのみの通常チケットも発売される。当日は、本書のカバーなどで使用している写真を提供したF1カメラマン・熱田護氏も参加。司会進行は、本書の構成を担当したライター川原田剛氏が務める。
●元ホンダ技術者・浅木泰昭氏『危機を乗り越える力 ホンダF1を世界一に導いた技術者のどん底からの挑戦』出版記念トークイベント
OPEN18:00 / START 19:00
会場チケット
○会場+サイン本 ¥3,500(飲食代別・要1D)浅木泰昭さんの直筆サイン入り著書1冊を含む料金 ※50枚限定。
○会場のみ ¥2,000(飲食代別・要1D)
イベントの詳細はこちらから。
●書籍データ
書名:『危機を乗り越える力 ホンダF1を世界一に導いた技術者のどん底からの挑戦』
著者名:浅木泰昭
定価:1760円(本体価格1600円+税)
判型:単行本・四六判ソフトカバー/256ページ
出版社:発行 集英社インターナショナル 発売 集英社
発売日:2024年3月26日
ISBN:978-4-7976-7445-3
・目次
はじめに
第1章 ホンダ入社と第2期F1 世界トップの現場で得た教訓と自信
第2章 V6エンジン開発と初代オデッセイ 閉ざされた出世の道と技術者人生最大の危機
第3章 N-BOXがヒットし続ける理由 コストではなくコストパフォーマンスの勝負
第4章 定年半年前に再びF1へ ホンダの未来のために若手に何を残せるか
第5章 F1復帰への「蜘蛛の糸作戦」 リーダーに不可欠な成功のためのストーリーづくり
第6章 F1の未来とホンダの新たな挑戦 アストンマーティン・ホンダは勝てるのか
第7章 ホンダの存在価値と日本の危機 尖った才能を持った変わり者を組織の中でどう活かすか
スペシャル対談 堂本光一×浅木泰昭 なぜホンダはF1で再び世界一を獲れたのか?
おわりに
・著者プロフィール
浅木泰昭(あさき・やすあき)
1958年生まれ、広島県出身。1981年、本田技術研究所に入社。第2期ホンダF1でエンジン開発を担当。その後、初代オデッセイ、アコードなどのエンジン開発に携わり、2008年から開発責任者として軽自動車のN-BOXを送り出す。N-BOXは、軽4輪車の新車販売台数で9年連続の首位獲得(2023年末時点)。2017年から第4期ホンダF1に復帰し、2021年までパワーユニット開発の陣頭指揮を執る。第4期活動の最終年となった2021年シーズン、ホンダは30年ぶりのタイトルを獲得する。2023年春、ホンダを定年退職。