ホンダ 新型プレリュード ホンダ 新型プレリュード
ホンダと日産の"破談"が話題になっているが......今年のクルマ業界の注目は新車! というわけで、珠玉カーを勝手に選び一挙大公開!

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今年で43回目の開催となった世界最大級のカスタムカー(改造車)の展示会「東京オートサロン2025」(1月10~12日)。国内外の自動車メーカーや部品メーカーなど約389社が出展。約900台のコンセプトカーなどが大集結した。会場となった幕張メッセ(千葉県千葉市)には、3日間で約26万人ものクルマ好きが足を運び大盛り上がりとなった。

その中でキラリと輝いていたのが、ホンダの2ドアクーペ・新型プレリュード。今秋発売予定のスペシャリティハイブリッドスポーツで、実に25年ぶりの復活となる。ちなみに初代プレリュードは1978年に誕生し、今回のモデルで6代目となる。

本田技研工業統合地域本部日本統括部の高倉記行統括部長はプレスカンファレンスで、「プレリュードはカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)の時代においても、また自動運転技術が普及していく過程においても、操る喜びを追求していくモデルとなる」と胸を張った。

すでにプロトタイプを試乗している専門家からも、走りを評価する声が聞こえてくる。販売店に聞くと「それなりのお値段になるのでは」と予想するが、このご時世に走りの楽しい2ドアクーペを市場にブチ込むホンダは尊すぎ!

スズキ ジムニーノマド スズキ ジムニーノマド
お次はスズキ。史上初となる5ドアモデル「ジムニーノマド」を4月3日から発売する予定だったが、1月30日の受注開始と同時に注文が殺到。月販目標1200台ながら、なんと4日間で空前絶後の約5万台を受注! 2月3日にスズキは慌てて注文を一時停止したが、完全に需要を見誤ってしまった。

実は発表前の報道陣向け撮影会で実車を見た週プレは、そのシャレた見た目もあり、ジムニーノマドの爆売れの可能性を指摘したが、「そうなるといいんですけどね。こればかりはフタを開けてみないとわからないので」「ウチはトヨタさんとかホンダさんのような規模の会社ではないので」などと苦笑い。結果、ジムニーノマドの展示会やイベントはすべて中止で、もはやツチノコに匹敵する幻カーになってしまった......。

スバル/STI S210 スバル/STI S210
続いてはスバル。特別仕様車のSTIコンプリートカー「S210」のプロトタイプを東京オートサロン2025で初公開。発売は今夏の予定で、限定500台を抽選販売する予定とのこと。

S210のベースはスバルのWRX S4。2008年から参戦しているニュルブルクリンク24時間レースで手にした技術や知見をブチ込んだのがS210だ。脱炭素カー時代に300馬力のスポーツセダンは男心がたぎるぜ!!

スズキ スイフトスポーツZC33Sファイナルエディション スズキ スイフトスポーツZC33Sファイナルエディション
スズキもスイフトスポーツの特別仕様車「スイフトスポーツZC33Sファイナルエディション」の実車を東京オートサロン2025で初公開。3月19日に販売をスタートし、11月までの期間限定生産となる。会場でスズキ関係者に販売の手応えを直撃するとエビス顔。そこで販売店に話を聞くと、「注文殺到」という声が。こちらも幻カー確定か!?

スズキ ソリオバンディット スズキ ソリオバンディット
ラストは一部改良を受け、1月16日に発売されたスズキのスーパーハイトワゴン「ソリオバンディット」。注目はそのお顔。ご覧のようにド迫力にも程がある仕上がりに! ネットやSNSには《ミニアルファード》《顔面エグっ!》《オラオラ顔爆誕》という声も。ユーザーのハートにぶっ刺さるか注目だ。