客室に置かれた南京大虐殺を否定する書籍に、来日した中国人が激オコも、アパホテルの開業ラッシュは止まらない!

旅行好きや出張族、訪日外国人、さらにはあの一流俳優まで、「泊まるならアパホテル」というファンは多い。

なぜか? その答えは“最強”だからだ。では、どこが最強なのかーー『週刊プレイボーイ』7号(1月30日発売)では、そのポイントを検証しているが、その中からふたつをご紹介しよう。

【最強ポイント01】 安さ最強!

アパホテルの一番のストロングポイントは価格だ。ビジネスホテルチェーンのなかでは最強の価格変動制を採用、混雑する時期はとにかく高い。一昨年し、中国の観光客が日本にたくさんやって来た春節の季節(1月末)には、都内で1泊3万4千円というバカ高なホテルもあった。

だが閑散期になると、とにかく安くなる。先ほど紹介した1泊3万4千円の部屋は、3週間後の2月中旬の日曜日、なんと、たったの4900円となっていた。

日曜日の夜、都心の東横インの宿泊料金の相場は、5800円程度。一方のアパは赤坂や六本木で5千円を切る価格となることもちらほら。そんな、曜日や時期によって、安いときには徹底的に安くする姿勢はまさに最強。

さらに、スリッパを使い捨ての簡素なものにしたり、掃除の手間を省くために、ゴミ箱を可燃物用、不燃物用に分けるなど、細かいところにコスト削減の意識が見られ、価格に反映されるのも魅力的なポイントだ。

【最強ポイント02】 経費ごまかし最強!

ビジネスホテルチェーンの多くで導入されているポイントカード制度。「10泊宿泊すると1泊無料」「サービスデーは宿泊料金20%割引」といったサービスを他チェーンが行なうなか、アパが実施しているのは「宿泊料金の税抜き価格の10%をポイントバック。

たまったポイントは、1ポイント1円として、5000ポイント単位で現金と引き換えOK」というもの。出張で利用して、自分のカードにポイントをつければ、現金がもらえる、ありがたいシステム。

しかも、「ポイントアッププラン」という公式HP限定の宿泊プランを申し込むと、ポイント還元率がアップ。このプラン、一見、損するプランに見える(セミダブルの場合、3100円多く支払うのに、ポイントは通常より1660ポイントしかプラスされない)。だが、経費で落とせるならお得になる。

ちなみに、2万ポイントまでためると、ボーナスポイントもついて、合計2万2千円と交換可能だ!

発売中の『週刊プレイボーイ』7号(1月30日発売)では、こうした12の最強ポイントとともに、その歴史も検証。是非ご覧いただきたい。

『週刊プレイボーイ』7号「俺たちのアパ ホテル最強伝説」より

(取材・文/井出尚志、渡辺雅史、高山 恵[リーゼント])