妄想の美女・Rio(右)との再会に、照れっぱなしな“中学生円山”役の平岡拓真

15日、俳優の平岡拓真とセクシー女優のRioが、映画『中学生円山』のブルーレイ&DVD発売記念会見に登壇した。

本作は、昨年『あまちゃん』で大ブームを巻き起こし、週刊プレイボーイでも好評連載中の宮藤官九郎監督の最新作。ある団地を舞台に、日々妄想にふける中学生と謎のシングルファーザーを中心に繰り広げられる、青春妄想アクションだ。

平岡拓真が演じるのは、青春まっさかり、あるエッチな目的のために毎日身体ををやわらかくする努力を続ける中学生・円山克也。役と同じ学ランで登場した平岡は、公開後の周囲の反応を聞かれ、「家族はおもしろいねと言いつつ苦笑い。友達には今も『円山』と呼ばれますが、気を使われているのか劇中で脱いだことまでは突っ込まれません」と照れ笑い。

そんな平岡演じる主人公の妄想シーンに現れる謎の美女役がRio。映画ではワンシーンだけの共演だったため、「Rioさんにもっと会いた~い!」と平岡が切ない魂の叫び声をあげると、Rioが役柄と同じウエスタンスーツにホットパンツのセクシー衣装で登場。

「平岡君、お久しぶりです♪」と妄想の美女に甘い声でささやかれ、緊張して目が泳ぐ平岡。そんな様子を見て「かわいい」と微笑むRio。

Rioとの撮影について平岡は、「ワンシーンだけどたくさんしゃべろう、撮影中にふたりでベッドの上で待たされる間にイチャイチャして……」などと妄想を膨らませていたというが、実際には「緊張して全然しゃべれませんでした。そのかわりに、妹役のあかねがずっとRioさんとしゃべってるのを、男性スタッフと後ろのほうから見てました」と告白。

これに応えてRioは、「お仕事柄、世の殿方の妄想のお手伝いをさせていただいてますが、Rioっちの経験では最年少の14歳のおぼっちゃまを誘惑できるとドキドキワクワクしてました♪」とニッコリ。実は、現場で女子たちに呼ばれたのだが、シャイな平岡は「“いいよいいよ”って言ってクールを装っていた」んだとか。

現場での宮藤監督について平岡は、「ビシビシと厳しく熱い指導だった。特に僕が脱ぐシーンでは、『本気出せ! 恥ずかしがってることが恥ずかしいんだ!』と叱咤された」と明かしたが、例外的にRioの撮影シーンだけは上機嫌だったそうで、Rioも「ワンシーンの撮影にしては長いな~と感じてましたが、脚立降りるときにもっと腰を振ってくれとか、丁寧なご指導に従ってセクシーにやらせていただきました」と振り返る。

この日、大阪で舞台公演中のため会見を欠席した宮藤監督からのメッセージには、「あれだけの出番のために確か4日ほど拘束してしまったと思いますが、実はスタッフが、そしてもちろん僕が、単にRioさんに会いたかっただけで呼んだ日が1日あります」との告白が。

さらに「そんなRioさんと2人きりで、今日は平岡さんがどうにかなっちゃうんじゃないかと本気で心配しています。Rioさん気をつけてください。高校生平岡は中学生円山の6倍エロいです。そして平岡くん、スケベなことばっか考えてないで、ちゃんとPRしてください」とユーモアたっぷりにエールを送った。

劇中の妄想シーンでは食べられなかった梨をRioに「あ~ん」されて、「激ウマです!」とニマニマする平岡

■『中学生円山』ブルーレイ&DVD発売中(C)2013「中学生円山」製作委員会発売・販売元/ポニーキャニオン【http://maruyama-movie.jp/】