家族の秘密を暴露する(左から)アニマル浜口、初枝、京子、松居一代、IMALU

21日、映画『小さいおうち』の試写会に、アニマル浜口ファミリー、IMALU、松居一代が登壇した。

中島京子の直木賞小説を山田洋次監督が映画化。昭和初期、東京郊外の家に奉公した女中・タキが見た“家族の秘密”が60年の時を経て紐解かれていく。

この日は、映画のキーワード“家族”にちなみ、ゲストが自らの家族の秘密を告白。

しょっぱなから「ワッハッハ!」10連発のハイテンションで登場したアニマルは、「日本列島は寒いですね~。でもこの映画はあったかいぬくもりに包まれているんですね~。時子(松たか子)さんが階段をトントントンと上がられていくシーン、そのときのくるぶし、ふくらはぎがチラっと見えるんですよ…それはもうセクシーで…」と上機嫌。

司会者が娘の浜口京子に秘密をたずねると「秘密だ!秘密だ!秘密だーーっ!」と大興奮したものの、京子が「以前から父への秘密はあります。あの方が素敵だとかの恋愛相談は、すべて母にしています」と告白すると、見る見るトーンダウンする父の姿が。

母・初枝によると、京子は「けっこうホレっぽいけど、あきらめるのも早い」そうだが、「以前、(アニマルが)気になる方のお名刺を食べちゃった…」と娘の恋路を邪魔していることが暴露され、会場は大爆笑。

「父親としてさみしいね~、俺を置いて旅に出るなよ、京子」としょんぼりしながら、「俺だって京子に幸せになってもらいたい。しかし、リオに行ってもらいたい」と複雑な胸のうちを明かすも、「レスリングなんかやってたら幸せにならないじゃないの!」と初枝にツッコまれていた。

明石家さんまを父に、大竹しのぶを母に持つIMALUは、「黒木華さん演じる女中・タキの女性としての欲、仕事人としての欲、その葛藤に共感した」と、ヒロインに自身を重ねあわせた様子。

家族の秘密を問われると、「3人ともこういう仕事をしているので、秘密があってもすぐに世間にバレてしまう。父や母に聞く前にヤフーニュースで知ることもたくさん。検索すると過去の恋愛まで出てくる」と苦笑い。「ふたりとも芸能界の大先輩。特に父はテレビなので一番身近な先輩だけど、仕事のことは怒られそうであまり聞きたくない」と微妙な心理も語った。

俳優・船越英一郎を夫に持つ松居一代は「見たことを夫に内緒にしたくなるような映画。ラブシーンなしで、微妙な女性心理をあれだけ艶っぽく描くのはさすが山田監督。世のご主人たちは、この映画を見て勉強なさって」と絶賛。そんな松居は、身に着けていたゴージャスなアクセサリーの数々を「昨年、投資人生で最高益を出し、すべてハリー・ウィンストンで購入した。これ、主人にナイショですので」との衝撃告白で、報道陣を驚かせた。

■『小さいおうち』1月25日(土)ロードショー公開予定【http://www.chiisai-ouchi.jp/】

映画の成功を祈って「気合だ! 秘密だ!」10連発!