岐阜市非公認のゆるキャラ「お城ロボ」が週刊プレイボーイ編集部を訪問した。
お城ロボとは、岐阜城をモチーフにしたご当地キャラ。447歳のオス。フリーペーパー『金華山だより』の漫画キャラクターとして活躍し、2011年11月から現実世界へ。3m級の巨体で注目を集め、昨年11月には金のしゃちほこを追加してさらにパワーアップ。体長3m55cmとなり、“ゆるキャラ日本一”の高さを手に入れたのだ。
そして今回、本誌No.3・4合併号内の特集『47都道府県×47ゆるキャラの新年の誓い!!』にて本誌初登場! そんな彼が「ドウシテモお礼が言いたいデス」ということで、編集部にやってきたのである。
突然の巨体ロボット登場に、編集部スタッフたちも騒然。あまりの大きさと存在感で、気になって仕方ない。まずは、編集長に挨拶に行こうとしたお城ロボだったが、あらゆる通路を塞いでしまいそうなので断念。また、3mほどの編集部の天井にピッタリはまってしまうので、金のしゃちほこ(55cm)のない姿を披露することに。
お城ロボに話しかけても無言だったので、担当者に話を伺った。
「彼は歩けますけど、基本しゃべりません。ただ、質問をすると口の辺りからビビーっと答えの書いた紙が出てくることがあります。高性能プリンターみたいな感じで、会話ができるんですよ。
お城ロボは、愛郷心で動いています。岐阜市の観光スポット“金華山”を盛り上げていきたい、国内や海外からいろんな方々に遊びに来てもらいたいという思いで誕生しました。岐阜市内の商店街や公園でPR活動をしていて、東京に来るのは今回が初めてなんです。個人でやっている非公認ゆるキャラなので、交通費がないとあまり動けなくて……。今年はいろんな場所に行きたいですね」
編集部の壁に貼ってある、アイドルやグラビアのポスターに興味津々のお城ロボ。447歳になってもオスはオスだ。本誌のグラビアも、たまにチェックしてくれてるという。
「今年の彼の目標は“脱壇蜜”。壇蜜さんが好きすぎるので、今年こそやめなきゃなぁと思っているけどやめられない。お城ロボは壇蜜さんが大好きなんです。だから、プレイボーイさんから連絡があったとき、うれしくて飛び上がるような気持ちでしたね! 壇蜜さんと同じ雑誌に載せていただけるなんて! 今日もなにがなんでも編集部に来たかったみたいで(笑)」
これからも郷土愛と壇蜜愛で、がんばれお城ロボ! 戦え! お城ロボ!
(撮影・取材・文/釣本知子)