慶應義塾大学をはじめとした有名大学の卒業式で、毎年のように見られる光景がある。それは……写真誌などのカメラマンが殺到し、女子大生を取材する姿。
ターゲットになっているのは4月に民放キー局に入社する“女子アナのタマゴ”たちで、貴重な着物&袴姿を撮ろうと各誌とも躍起になっているのだ。とはいえ、苦労もあるようで……。カメラマンのひとりが話す。
「学生時代にタレント活動をしていれば、すぐに顔がわかるからいいんですけど、目立った活動をしていないコは探すのがホントに大変なんです。去年でいえば、フジテレビのミカパン(三上真奈アナ)がそうでしたね。
彼女は在学中に“ミス中央”に選ばれているんですが、ヒントは同ミス公式ブログの過去記事に掲載されていた小さい写真だけ。卒業式当日はそれを大きくプリントアウトして、早稲田大学の正門前で探偵さながらに探しまくりましたよ(笑)」
ひとりのカメラマンがターゲットを見つけ出すと、すぐさまほかのマスコミも殺到。まるで即席会見のようになるんだとか。
「彼女たちもやっぱり戸惑った表情を見せますが、なかには卒業証書を開いてポーズを取ってくれるコもいる。フジの宮澤智アナもそのひとりで、インタビューにも笑顔で応えてくれました。
今年の注目株は、元サッカー日本代表・永島昭浩の愛娘で、フジ入社予定の永島優美ちゃん。関西学院大学なので少し遠いけど、バッチリ撮影してきます!」(前出・カメラマン)
女子アナ業界にもいよいよ春がやって来る。