なんとなく顔の大きさと足の長さがアンバランスな女芸人、石井てる美。超エリート街道を捨てて芸人に転職した理由とは?

東京大学文科三類から大学院を修了後、超一流企業と呼ばれる外資系コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。1年間勤めた後に、なぜか芸人に転職(?)した異色の女性がいる。芸歴4年、ワタナベエンターテインメント所属の石井てる美だ。

その経歴もさることながら、ネットでは「カワいい!」との声も多数あがるほど。確かに画像を検索してみると、けっこうなベッピンさん!

そこで、最近流行りの「かわいすぎる女芸人」の取材とオファーして、本人に会ってみると……あれ、何か違いますね?

「おかしいと思ったんですよ、なんで私が呼ばれたのかって! 私、少女時代のパロディをした『短足時代』ってネタをやってるぐらいなので、自分では一切美人押ししてるつもりないんですよ!」

ところで、なんでマッキンゼー辞めて、いきなり芸人なんですか?

「いや、もうマッキンゼーは本当にキツくて、たとえるならフルマラソンを100m走のペースで走り続けるような仕事量に忙殺される日々だったんですよ。それで、人生は一度きり!と思い、昔からの夢だった芸人の道に入ったんです。学生時代は『東大で私よりおもしろい人間はいない!』って思ってましたし」

東大ではおもしろさ負けなしだった、と。

「まぁ単に、飲み会とか合コンで下ネタ連発してただけなんですけど(笑)。いや、でも世の中の男性はダメですね。相手が東大卒の女だと知ると、すぐ腰が引けちゃうんですよ。ちゃんと奥まで突いてくれないと!」

東大生の女のコとの飲み会に行って、いきなりこんな下ネタをぶっこまれたら、いろんな意味で引いちゃいますよ!

「かわいすぎる女芸人」ではなかったがインパクトは絶大な石井てる美。はたしてブレイクするか?

(取材/昌谷大介、千葉雄樹[A4studio]、撮影/佐賀章広)

■石井てる美1983年7月4日生まれ、東京都出身。30歳。芸歴4年。ワタナベエンターテインメント所属。東大大学院修了という才女。ソチ五輪を生観戦し、浅田真央選手の競技開始前、「真央ちゃんならできる!」と叫んだ人物として話題に。