上品そうな人が多くて、高学歴で気遣いもできる。僕らの憧れの女子アナは、実は結婚相手としても申し分ない存在。
とはいえ、競争率が高そうな彼女らと、どうしたらゴールインできるのか? その前に、どうしたら知り合うことができるのか? 女子アナはアイドルと違って、基本的にファンイベントはない。ならば、まずは日常的に接することのできる「仕事」を考えてみてはどうだろう。
■意外とアピールの「場」があるAD
「女子アナと出会うぞ!」と街へ出ても、彼女たちとファンが接するイベントはあまりない。元東海テレビ局員で現在はフリーアナウンサーの中島彩さんによると、「会社員である女子アナにとって、一番反応が気になるのは上司やクライアント。ファンがお客さんという意識は薄い」とのことで、ファンとして接近して付き合うのは困難なのだ。
「だったら業界人になっちゃえばいいんですよ」と話すのは、報道番組の現役ディレクターであるF氏。
「プロデューサーなど立場が上の人間と結婚する例は非常に多いし、ADのような職種にもチャンスはある。制作会社のADと付き合っているキー局の現役女子アナを何人も知っていますし、ナインティナインの矢部浩之と結婚した青木裕子アナも、ADとの熱愛をスクープされた過去があります」
そう、ADはなぜか女子アナにモテるのだ! F氏はその理由をこう解説する。
「ディレクターの指示を女子アナに直接伝えるのはADの役目。女子アナにむちゃな指示が入ったときに、『上はああ言ってますけど、ここは僕がやるんで』などと優しさを見せるチャンスもある。また番組関係者の飲み会でも、プロデューサーなどは『オラ飲め飲め!』などと女子アナに上から目線で接しますが、ADはそこでも気を使う立場。優しくし続けると、『そんなに気を使わなくても大丈夫ですよ!』などと言いつつ、女子アナはADに好意を持ってしまいがちなんです」
BS番組で新人女子アナを狙え!
そして狙うのであれば、入社間もない新人女子アナがいいそうだ。
「アナウンサー歴が長くなると、業界慣れして恋愛でも計算高くなる女子アナが増えますが、入社当初の彼女たちは心がピュア。新人女子アナと新人ADなら、仕事がわからない者同士で打ち解けて、恋愛に発展する可能性も高いです。またお嬢さま育ちなので、現場で怒鳴られながらも自分を守ってくれるADを見ると、母性本能を発揮して優しくしてくれる。仕事ができないけど優しくて、プライベートではマメなADなら間違いなくモテるでしょう(笑)」(前出・報道ディレクターF氏)
なおADとして潜り込むならBSの番組がオススメだという。BS番組制作会社の社員は語る。
「新人女子アナはBSの番組から仕事をスタートする場合が多いんです。しかもBSの番組は地味な印象のせいか、制作会社も常に人手不足。ADを募集中の会社も多いはずです。学歴がなくても大丈夫ですし、制作現場もさほど忙しくないので、経験がない人でもこなせると思います」
この場合、テレビ局側から歓迎される場合すらあるというのだ。
「怪しいIT社長との熱愛をスクープされるより世間の印象もいいですからね。ADとの恋愛・結婚は“純愛扱い”されるんです」
求職中で女子アナと結婚したい人は、BSのADになれば両方を手にできるかも。今すぐ応募だ!
(取材・文/尾谷幸憲 古澤誠一郎 モデル/美雪ありす 撮影/井上太郎 スタイリング/SAKI ヘア&メイク/蜂谷賀美)