いよいよ全国進出が始まったHKT48。手前のふたり、12歳の“なこみく”コンビが大旋風を巻き起こすか?

今年1月から3月にかけて行なわれた「HKT48九州7県ツアー ~可愛い子には旅をさせよ~」の追加公演となる「HKT48アリーナツアー ~可愛い子にはもっと旅をさせよ」が、4月29日の幕張メッセからスタートした。

幕張メッセのコンサート前に行なわれた記者会見には、指原莉乃、宮脇咲良、兒玉遥、田島芽瑠、朝長美桜、矢吹奈子、田中美久の7名が出席。それぞれが意気込みを語った。

まず、3ヶ月にわたって行なわれて九州ツアーについて指原は、「私たち的には大成功で終えたつもり。そのパワーを関東の皆さんに見てもらいたい」と話し、「ツアーの目標はひとりでも多くの方にHKT48を好きになってもらうこと。今日のコンサートではAKB48、SKE48、NMB48のファンもいると思うので、ひとりでもHKT48のファンにできたら」と、アイドルファンの多い関東での支持拡大を目標に掲げた。

兒玉も「九州7県が制覇できたので、全国に向けて頑張ろうって団結しています。一番は博多なんですけど、全国の皆さんに愛されるグループになっていきたい」と夢を語った。

その一方でマイペースだったのが、矢吹奈子、田中美久の12歳“なこみく”コンビ。全国ツアーについて聞かれると、矢吹は「すごい緊張しています」とひと言。指原が「今の話じゃなくて、愛知や大阪に行くことについてだよ」とフォローされても、「緊張しています」と、かみ合わない。指原が「もっと他にないの?」とたずねると、「でもすごい楽しみにしています」とニッコリ。指原は「小学生か!」と思わずツッこんだ。

田中も、全国ツアーはその土地のおいしいものが食べられるという会話で、大阪で何を食べたいかリポーターに聞かれ、「大阪でおいしいものは何がありますか?」と、後ろを向いて指原に質問。突然振られた指原は「記者!?」とビックリ。「好きなやつを言いなよ」とアドバイスされると、「大阪の名物を食べたいです!」と。そのままのコメント。先輩メンバー、周りの大人はそのやりとりをほほえましく見守っていた。

記者会見中、なこみくにアドバイスする指原莉乃

記者会見で主役になった“なこみく”は、コンサートでもフラフープ対決をしたり、オリジナルソング『生意気リップス』を歌ったり大活躍。HKT48の12歳コンビに、全国のアイドルファンは注目だ!

(取材・文・撮影/関根弘康)

■HKT48アリーナツアー ~可愛い子にはもっと旅をさせよ~5月2日(金)大阪城ホール/大阪府 5月11日(日)日本ガイシホール/愛知県 7月13日(水)海の中道海浜公園(野外)/福岡県