さまざまなミッションを乗り越え、女子アナとお付き合いすることに成功したとしよう。ここからは若干おせっかいな話だが、その後にどのような生活が待っているのかをシミュレートしてみたい。女子アナ事情に詳しい関係者たちに話を聞いた。
「女子アナと結婚した男性の多くは『男を上げた』という気分になるらしい。一般の女性よりも断然美しいので、友達に会わせたりするとみんなギョッとした顔をするとか」(某報道番組ディレクターF氏)
「親戚、友人に対してめちゃめちゃ自慢できますよ! 仕事の関係者や上司に紹介するときも誇らしい気分を味わえると思いますよ」(元キー局アナTさん)
「あと、やっぱり夜もいい声で鳴いてくれるね~(笑)」(女子アナと交際経験のある、某テレビ局元部長O氏)
まるでいいことずくめのようだが、当然、デメリットもある。
「これはアイドルやタレントさんと付き合うときも同じだと思うんですが、デートしても手もつなげない。特に六本木やお台場など業界関係者が多い場所では一緒に歩くこともできないはず……」(元地方局アナMさん)
また結婚した場合、家庭のあり方について話し合いが必要になってくるかもしれない。
「有名人や社長と結婚してセレブママ的なポジションを目指す人もいますが、仕事にプロ意識を持っている多くの女子アナは、結婚して子供を生んでも仕事を続けたいという人がほとんど」(前出・Tさん)
「女子アナは自分の仕事を旦那さんにも応援してほしい、って思っています。『僕にとって君が一番。いつも応援しているし、君が何より大事なんだ』。そういう気持ちで接してくれたらうれしいです」(元東海テレビ局員で現在はフリーアナウンサーの中島彩さん)
お嬢さまであり、キャリア志向の強い彼女たち。一緒に暮らすとなれば、家事の分担は必須だろう。だが、それは勲章のようなものだ。なぜって? 振り返ればいつも女子アナの笑顔が見られるのだ。こんなに幸せなことはない――。
(取材・文/尾谷幸憲 古澤誠一郎 モデル/美雪ありす 撮影/井上太郎 スタイリング/SAKI ヘア&メイク/蜂谷賀美)