“もりぽ”こと森保(左)と二村(右)。6月7日(土)の開票日まで速報の結果をキープし、初の選抜入りなるか!?

5月21日、「AKB48 37thシングル選抜総選挙」の速報順位が発表された。速報を見て投票を決めるファンも多いため、AKB48総選挙は“速報勝負”といわれる。そんななかSKEから23人、NMBから11人、HKTから14人がランクイン。

速報1位は昨年に引き続きHKT48の指原莉乃。知名度、貢献度、ファンの熱さ、何をとっても圧倒的。2位の渡辺麻友を約1万2000票も引き離す絶好のスタート。だが渡辺は今回、明確に1位獲りを宣言したことで、ファンの気合いは十分。3位にはSKE48不動のエース松井珠理奈。チームK兼任によるプラス効果も出て、過去最高位が見えてきた。

そして、初ランクインのメンバーはなんと31人! 大島優子、板野友美、篠田麻里子ら中核メンバーの卒業で、一気に世代交代が進む予感だ。

そのなかでも、特に注目したいのは、11位に入った森保(もりやす)まどか(HKT48・チームKIV)と14位に入った二村(ふたむら)春香(SKE48・チームS)。昨年は圏外だったが、まさかの速報で選抜入りしたこの二人。いったいどんな人物なのか。

森保は現在16歳で、HKT48のクールビューティ。コンサートでも披露する特技のピアノは全国大会出場の腕前だ。その一方で『名探偵コナン』について話しだしたら、誰にも止められない熱い一面も。

二村は18歳。SKEらしい激しいダンスで、時には劇場公演でセンターに立つ。フワフワしながらも、そこはかとないセクシーさが魅力で、最近はグラビアでの登場も増えている。今回、SKEの同期の5期生からほかに岩永、山田、宮前、古畑と計5人が初ランクイン。その勢いを見せた。

速報では各グループの選抜にも選ばれたことのないメンバーが数多くランクインした。知名度がまだまだなメンバーも多いが、選挙で名前が出れば、注目度は一気に上がる。総選挙はファンが、応援しているメンバーを外に向けてPRできる大事なチャンスなのだ。

(取材・文・撮影[森保]/関根弘康 写真[二村]/AKS)

■週刊プレイボーイ23号「AKB48総選挙2014速報発表! 超躍進の姉妹グループが見せたAKB48グループのカオスな未来!!!」より