(左から)宮川、浜田、山川。テクノサウンドに乙女心を表現した可愛らしいダンスを織り交ぜ披露

28日、5月にプロジェクトが始動したテクノポップアイドル「Cupitron(キュピトロン)」が、都内で「デビューライブ『First Contact」を開催した。

Cupitronは、日本が世界に誇るエレクトロサウンドと、カワイイ文化の象徴である「アイドル」を融合させたテクノポップアイドル。メンバーはリーダーの山川二千翔(にちか)、サブリーダーの浜田彩加(さいか)、宮川里奈の3人。デビュー前からSNSで話題となり、この日のチケットはすでにソールドアウトしていたが、開場前には多くの人が当日券を求めて並び、計300人もの観客で会場が埋め尽くされた。

ライブでは、OVERTUREのダンスパフォーマンスを皮切りに、25日にリリースした配信限定シングル『サマーカイジュウ』、そして「初めての恋、そして初めて皆さんと出会った感動、この瞬間に思いを込めた」という『First Contact』を披露。

初ステージということもあり、緊張した様子で初々しさ全開だった3人。MCの曲紹介では、山川が「え~っと……え~……」と戸惑い、「頑張って!」と浜田から声援を受ける場面も。

パフォーマンスを終えると、会場からはアンコールの大声援。再び登場してきたメンバーたちは、感動でうるうると涙目。山川がアンコール曲を、「ただいま配信している『First Contact』」と紹介するも、浜田から「『サマーカイジュウ』を配信ね」と冷静に諭すようにツッコまれ、会場から笑いが巻き起こっていた。

ファンと一体になり、大盛り上がりのうちに終了した今回の初ライブ。終始緊張していた3人だったが、終了後には「本当に緊張しました。でもファンの方々が温かくて、アンコールまで頂けましたし、あとみんな笑顔だったので本当にうれしかったです」と安堵の表情を浮かべていた。

9月17日には1st CDシングル『ユニコーンパレード』が発売決定。それに先立ち、すでに「アイドル横丁夏まつり2014」(7月6日[日])や「東京アイドルゲート」(7月27日[日])、「東京アイドルフェスティバル」(8月3日[日])など、さまざまな夏フェスへの出演が決定しているCupitron。今後の活躍に要注目だ。

■Cupitronオフィシャルサイトhttp://cupitron.com/