実は東京出身者ゼロという東京女子流の新井ひとみちゃんが登場!

昨日からお届けしている、ライヴイベント「@JAM EXPO 2014」の出演アイドルインタビュー! 2回目となる今回は、東京女子流の「ひーちゃん」こと、新井ひとみちゃんが登場だ!! @JAMへの意気込み、東京女子流の魅力を聞いた。

■海外の方にも、本当の東京女子流をみてほしい!

――これまでも@JAMに参加したことがあるという、東京女子流の新井ひとみちゃん。@JAMといえば、どんなイメージがありますか?

新井 アプガ(アップアップガールズ(仮))さんやドロシーリトルハッピーさんと共演させていただいてるんですけど、やっぱりいろいろなグループさんが出てるなっていう印象です。あと、今年の1月と6月に、@JAM関係のライヴで香港と台湾に行かせてもらったんです。そこで、「香港でもライヴしてください!」と書いた看板を持ってくださるファンの方いたり、握手会で「台湾に来てくれてありがとう」と日本語で一生懸命喋ってくださる方がいたりして、すごく嬉しかったです!

――おぉ~! @JAMには「海外の人に日本のアイドルを知ってもらう」という目的もあるそうなんですが、元々東京女子流も日本だけでなくアジアで活躍するのを目的に結成されたんですよね。

新井 そうなんですよ。2009年に結成されたときは「東京女子流」ってグループ名を聞いて、「なんで東京なんだろう…?」ってよくわかってなかったんですけど、後々に意味がわかってきて(笑)。アジアで勝負するために日本の首都の「東京」が付いてるんです。

――@JAMは、東京女子流の本来の目的に近いイベントになりそうですね! なんと、今回は80組近くのアイドルグループが出演するそうですが。

新井 そう、すごいんです!! 今回の@JAM EXPOでは、海外に映像を配信するステージがあったりするので、メンバーみんなでセットリストを今考えてるんですよ~。

――それも楽しみ! ちなみに、東京女子流は名前に「東京」が付いているものの、東京出身者はいないとか。それが、今年の4月に全員が上京されたという。そういう意味で、本当の“東京”女子流になって、変わったことはありますか?

新井 うーん、これまではダンスの練習も自主練でどうにかしないといけないことが多かったんですけど、みんなが東京に出てきて、たくさんレッスンできるようになったんです。メンバーとマネジャーさんで一緒にライヴの映像を見ながら、「ここが違うんじゃない?」とか話せることも増えてきたし。元々、私、ダンスが苦手で、振りも「覚えなきゃ、覚えなきゃ。あー、ヤバイ! 覚えられない!」みたいな感じだったんですけど、だんだん楽しくなってきました。

――歌を歌うことに関しては、なにか変化はありました?

新井 デビューしたての頃は中学生だったので、歌詞の意味とかも全然わからなくて「大人びて歌ってます」みたいなところがあったんですよ。『Limited addiction』という歌の中に「曖昧なんてや~だよ~」って言葉があるんですけど、歌いながら「あいまい…?」って。

――「曖昧」の意味がわからなかった……!(笑)

新井 でも今は、もちろん言葉の意味も理解できるようになってきたし、最近は歌の歌詞が自分に染み込んで、表情とか表現の仕方も変わってきたと思います。本当の“東京”女子流になって、オトナになってきたのかも……(ニッコリ)。

“かっこいい”と“かわいい”のギャップを楽しんでほしい

■“かっこいい”と“かわいい”のギャップを楽しんでほしい

――ひとみちゃん自身も今年の4月に東京へ上京して、本格的な東京生活が始まったとのこと。プライベートの面で変わったところもたくさんあるのでは?

新井 地元の宮城にいるときは、お母さんと出掛けることが多かったんですけど、ひとりでどこでも行けるようになりました! 前までは、マックとかファミレスに入るのも緊張してて……。中学生のときは、ひとりでそんなところに入ったら、「やだよ~、怖いよ~」「追放される~!」と思ってたんですよ。

――えっ、“追放”!?

新井 学校に電話されちゃうんじゃないかって……。

――あっ、それは“追放”じゃなくて、“通報”ですね(笑)。まあ、通報も多分されないと思いますけど……。

新井 でも、本当にそう思ってたんですけど、高校生になってからは大丈夫かなっていうのがあって。今はスタバもひとりで入れます。最初はドキドキしたけど……。

――うわぁ~! なんかもうかわいい! では、ひとりでお買い物もできちゃったり?

新井 はい、東京だと、渋谷の109もすぐ行けちゃうし。地元にいたときは地元のショッピングセンターでお母さんと一緒に洋服を選んでたんですけど、今はひとりで109に行って買い物してます。でも、店員さんに「その服、お似合いですよ」とか言われるのが苦手で……。「あ、ありがとうございます……」って言って。でもドキドキしつつも試着して買います!

――おぉ~! 上京物語!(しみじみ) でも、電車に乗る時に迷ったりはしない?

新井 東京に来てから電車に乗ることが多くなったんですけど、スマホとかでパパって調べれば、パパッて行けます。電車は地下鉄の「副都心線」が結構好きなんですよ。

――え?? 「副都心線」?? もしかして鉄道好き?? どのあたりが好きなんですか?

新井 副都心線は明治神宮前の駅があるから……。そこで降りると、パンケーキ屋さんが近くにたくさんあるんですよ。それが“東京”って感じがします。

――うわーー!! 副都心線を好きな理由までかわいすぎます!! プライベートでもオトナに近づいている様子のひとみちゃん。最後に、@JAMへの意気込みを教えてください!

新井 やっぱり、いろいろなグループさんがいるなかで、女子流のファンじゃない方にも「女子流ってこんなグループなんだよ!」っていうのを伝えていければいいなって思います。女子流の楽曲って、他のグループさんとはテイストも違って、女子流にしか歌えないものだと思うし……メンバー5人全員が歌ってるっていうのも魅力だと思うんです! 曲はかっこいい曲もあれば、みんなで盛り上がれる楽しい曲もあるので、女子流の“かっこいい”と“かわいい”のギャップも楽しんでほしいです!

■新井ひとみ(東京女子流)1998年4月10日(16歳)。身長155cm。学校の得意教科は、体育と音楽。メンバーからは「不思議ちゃん」と思われることも多いが、ライヴのステージではとびきりの笑顔でファンを魅了! メンバー上京後初となるツアー「4th JAPAN TOUR!」最終日の日比谷野外音楽堂の生バンドステージを完全収録した、ライヴDVD&Blu-rayが10月22日に発売予定!http://tokyogirlsstyle.jp/

@JAM EXPO オフィシャルサイトhttp://at-jam.jp/EXPO/

(取材・文/篠本634・岡本温子 [short cut])